スイス・バーゼルで開催中の「BASELWORLD 2011」にて、シチズンは、人工衛星から時刻信号を受信する「Eco-Drive SATELLITE WAVE」を発表した。

同商品は、光をエネルギーに変換して駆動するエコ・ドライブに加え、地球を周回する人工衛星の時刻・曜日信号を受信して表示精度を向上。従来の電波時計がフォローできなかった地域でも、光さえあれば正確な時を刻み続けることができる。

各所にあしらわれたグリーンの差し色は、オーロラの光もイメージしたという

未来的なラウンドフォルムのガラスベゼルに配された円形窓は地球をイメージ、エコ・ドライブのエネルギーである光の波長を思わせるグリーンの差し色と相まって、その機能を体現したようなSF的雰囲気を身にまとっている。

ワールドタイムは26都市に対応。ケース径は48.5mm、厚みは20.4mm。ケース素材はセラミックとステンレスで、シチズン独自の技術・デュラテクトに、さらにダイヤモンドのように硬いカーボンの硬質膜をコーティングした「デュラテクトDLC」を採用した。5気圧防水。バンド素材はウレタン。今秋発売予定で、価格は30万円台を見込んでいる。

「APPLESEED XIII」と「Eco-Drive SATELLITE WAVE」のイメージムービーは、シチズンブース入り口の大スクリーンで常時上映中!

なお、「BASEL WORLD 2011」会場のシチズンブースでは、映画「APPLESEED」(原作:士郎正宗)の新シリーズ「APPLESEED XIII(アップルシード サーティーン)」と「Eco-Drive SATELLITE WAVE」の世界観を融合したフルCGムービーを上映している。

映像中には、主人公のデュナンとブリアレオスが「Eco-Drive SATELLITE WAVE」を着けて登場する。なお、この映像はシチズン時計のサイトや、「APPLESEED XIII」オフィシャルサイトでも公開中だ。