お笑いコンビの笑い飯が5日、DVD『オールザッツ漫才20周年記念永久保存大全集!!』(7,980円 発売元:よしもとアール・アンド・シー)の発売イベントを大阪市内で行った。

DVD発売イベントに登場した笑い飯(西田幸治・哲夫) 拡大画像を見る

同DVDは、1990年にスタートした年末恒例の人気お笑い番組『オールザッツ漫才』(毎日放送)の映像から、2009年までの20年間に放送された厳選ネタやゲーム企画などを収録したもの。オール阪神・巨人らベテラン、笑い飯、チュートリアルら歴代M-1王者などの過去の爆笑ネタや、今やお笑い界の第一線で活躍する人気芸人たちも出場した同番組の名物企画「若手ネタトーナメント」など、お笑いファン必見の内容となっている。

約500人の観客が集まったイベントでは、哲夫がポケットからやおら小銭を取り出し、「100円あげるって言うたらDVD買うてくれます?」などと未購入者に必死の?アピール。さらに、「DVDといえば、昨年優勝した『M-1グランプリ』の賞金でちょっと贅沢しようと思って、これまで買ったことのない7800円の高いアダルトDVDを買うてしまいました!」と報告するなど、ボケ満載のトークを繰り広げた。

昨年は、初めて『オールザッツ漫才』のMCを務めた笑い飯。イベント後に行われた会見では、芸人になる前から同番組の大ファンだったという西田が「1年で一番楽しみにしてた番組なので、司会ができたのはうれしかったです」と語り、DVD化もお笑いマニアとして普通にうれしい。過去の何回かは録画して持ってるんですけど、それ以前の回が見られるのは貴重」と思い入れたっぷりにDVDをPRした。

また、哲夫は「若手ネタトーナメント」に出場したときのエピソードを披露。「1回戦で東京から来た森三中、インパルスと対戦した年があったんですけど"チンポジ"のネタをやったらめちゃめちゃウケて勝った。森三中とインパルスに勝ったんですよ!それでイケると思って『M-1』でやったらめっちゃスベった(笑)」と明かし、2009年の『M-1』で起こった伝説の悲劇? をネタ笑わせていた。