三菱電機は3月上旬、冷凍冷蔵庫「Z」シリーズの新製品「MR-Z65S」を発売する。価格はオープンで、市場価格は37万円前後と予想される。

MR-Z65Sは、2009年12月に発売した「MR-Z65R」の後継機で、同社の冷蔵庫のフラッグシップモデル。定格庫内容積645Lのオールセンター開きフルフレンチドアで、上部の冷蔵ゾーンが421L、下部の冷凍ゾーンが224Lの容量を誇る。大容量だけでなく、全室オートクローザーやガラス棚などの使い勝手に配慮した機能、さらにデザイン性の高さも大きな特徴となっている。

オールセンター開きのプレミアムフレンチモデル「MR-Z65S」

MR-Z65Rからの変更点は、「快速チルド」機能の搭載と、本体色の変更。快速チルドは、チルドルームに赤外線センサーと冷気を循環させるためのファンを装備したもので、食品を急速に冷却、あるいは半解凍の状態にすることが可能だ。本体色は、従来はクリスタルブルー/クリスタルホワイトとなっていたが、クリスタルブルーが廃止され、新たにクリスタルオニキスが追加されている。

本体サイズは、従来モデルと変わらず、805mm(W)×1821mm(H)×728mm(D)。年間消費電力量は440kWh/年。