Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Googleは2月3日(米国時間)、Chromeの安定版をChrome 9へアップグレードしたことを発表した。Chrome 9における注目の新機能は次のとおり。

  • WebGLをサポート。ハードウェアアクセラレーションが実現されており、対応しているグラフィックチップとデバイスドライバを使っている場合にはスムーズに3Dレンダリングが実施される。
  • アドレスバーにGoogle Instantの機能を取り込み。入力しながら順次候補が表示される。
  • クラウド印刷の実装。オプション→高度な設定からクラウド印刷を有効化可能。
  • WebPファイルのレンダリングを実装。
  • エクステンションが表示するボタンを非表示にする機能を実装。

Chrome 9安定版 on Windows XP

アドレスバーの入力でGoogle Instantが機能している様子

オプション→高度な設定からクラウド印刷を有効化可能

WebP画像をChrome 9で閲覧した例

IE8でJPEG画像を表示した例

IE8でWebP画像を表示させようとしても、通常のファイルとしてダウンロードしようとする

画像をWebPに変換するツールはWebP Homeのページから取得可能。Linux x86 (64ビット)版、Windows/Cygwin版、Mac OS X版をインストールする方法が紹介されている。FreeBSDであればPorts Collectionのgraphics/webpからインストール可能。

WebPはGoogleが推進している新しい画像フォーマット。WebM(VP8)の技術が活用されており、JPEGと同程度の品質をより小さいサイズで実現できると主張されている。Googleはインターネット標準の画像フォーマットとしてWebPを推進しており、安定版主要ブラウザとしてはChromeがいち早くWebPに対応したことになる。