Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Chromeは2010年の間にブラウザシェアを10%ほどまで引き上げ、そして今もなおそのシェアを伸ばし続けている。IE9、Firefox 4、Safari 5、Opera 11など最新のブラウザは少なからずChromeの設計や実装に影響を受けており、さまざまな機能やデザインでChromeと同様のものを実現しつつある。Chromeの登場がほかの主要ブラウザに与えた影響は大きい。

2011年1月現在は世界シェア10%ほどでIE、Firefoxに次いで第3位のシェアをもつブラウザとなっているが、すでにいくつかの国や地域ではFirefoxのシェアを抜いている。StatCounter Global Statsの報告によればすでにアラブ首長国連邦、アルバニア、イスラエル、カタール、グルジア、コロンビア、サウジアラビア、チリ、チュニジア、トケラウ、トリニダード・トバゴ、ナウル、モントセラト、リビア、レバノン、ヨルダン、韓国、東ティモールなどの国や地域でChromeのシェアがFirefoxのシェアを上回っている。

ほかにもすでにFirefoxとChromeのシェアが拮抗している国や地域も多く、しかもだいたいのケースでChromeが増加傾向を示している。2011年にはChromeはさらにシェアを伸ばす可能性がある。