フックアップは、ARTURIA社の独自TAE技術を投入したハードウェアシンセサイザー「ORIGIN KEYBOARD」を、2011年2月中旬に発売する。価格はオープンで、販売想定価格は33万6,000円。

本製品は、ラップトップPCのように折りたためるORIGINパネルが特徴的なキーボード付きハードウェアシンセサイザー。名機と呼ばれるシンセから抽出されたモジュールを駆使して、オリジナルのシンセを構築可能だ

本製品は、往年のビンテージシンセ (Minimoog、Moog Modular、Yamaha CS-80、Roland Jupiter-8、ARP 2600、Prophet VS) を網羅したARTURIA製ハードウェアシンセサイザー"ORIGIN"に、Fatar製の61鍵キーボード、40cmの大きなストロークを確保したリボンコントローラーなどを搭載したモデル。メインパネルにはアルミ、サイドパネルなどに木材を多用した高級感のあるデザインを継承し、ORIGIN DESKTOP同様53個のノブ、81個のボタン、ジョイスティック、大型LCDスクリーンなどをそのままに搭載する。また、ラップトップコンピューターのように折りためるユニークなORIGINパネル(0度から135度まで開閉可能)を採用。コンピューターと連動する、USB2.0端子も備え、ファームウェアのアップデートのほか、今後プリセットの保存/管理、新しく開発されるモジュールの追加、コンピューターでのプログラム編集などに対応予定とのこと。