シグマ、GN61を実現したデジタル一眼レフ対応の多機能オートフラッシュ発表

シグマは29日、オートフラッシュ「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER」を発表した。キヤノン用 / シグマ用 / ニコン用 / ソニー用 / ペンタックス用が用意され、発売日はキヤノン用が11月21日、それ以外は未定。価格は3万6,500円。

同製品は、ガイドナンバー(GN)61の大光量を実現した多機能なオートフラッシュ。最新のTTL自動調光機能を搭載しており、各社最新のデジタル一眼レフカメラに対応する。

照射角を自動的にセットするオートズーム機能は、24ミリから105ミリまでの画角に対応し、ワイドパネル使用時には17ミリの画角をカバーする。バウンス角度は、発光部を上方向90度、左180度、右90度までセットでき、クローズアップ撮影に便利な下方向には7度のセットか可能。

機能面では、モデリング発光、マルチパルス発光、TTLワイヤレスフラッシュ、FP発光、後幕シンクロ、8段階に光量を補正できるマニュアル発光モードが利用でき、電源の切り忘れ時に自動的に作動するオートパワーオフ機能や、液晶パネルでの照射角表示なども搭載。

電源には、単3形のアルカリ乾電池やニッカド電池、もしくはニッケル水素電池4本を使用し、アルカリ乾電池使用時の充電時間は約7秒、ニッカド電池とニッケル水素電池では約5秒。寸法は、77(W)mm×139(H)mm×117(D)mmで、電池を除いた重量は330g。ケースとフラッシュスタンド(FS-11)が付属する。

また、マクロフラッシュ「ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG」の価格も11月1日に改定される。同製品は、TTL自動調光機能を搭載したガイドナンバー14のマクロフラッシュで、マクロ領域での無影撮影がオートで簡単に行えるとのこと。新価格は5万1,000円。