日本通信は25日、SIMロックフリーの携帯電話と同社のSIMカード製品「talkingSIM」を一緒に購入できる代理店網を構築する戦略を発表。その第1号として、東京周辺で携帯ショップ28店舗を展開するトップワイジャパンと代理店契約を締結したことを明らかにした。

同社では、併売ショップのSIMフリー端末販売の代理店化を今年第3四半期の最優先課題として取り組んでおり、今回、その第1弾として、東京および東京周辺で、携帯ショップ28店舗を運営するトップワイジャパンと代理店契約を締結した。トップワイジャパンでは、「パワポケ」の屋号で併売ショップを運営しており、今後、同店舗でSIMロックフリーの携帯端末(海外のSIMロックフリー版iPhone 4など)と日本通信SIMカードを一緒に購入できるようになる。

なお同社は、代理店網の開拓が進むと、従来のプリペイド型製品の販売に加えて、月々支払っていく形の製品・サービスを新たに投入していくことが可能になり、他の携帯事業者と同様の販売施策をとることができると説明している。また、海外メーカーや携帯端末流通企業が、SIMフリー製品を日本市場に投入しやすくなるとしている。