9月17日公開の映画『食べて、祈って、恋をして』のPRで来日したジュリア・ロバーツが18日、都内で来日記者会見を行った。

来日記者会見に出席したジュリア・ロバーツ
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日本に訪れたことのないハリウッド最後の大物といわれるジュリア・ロバーツが、昨日来日。この日は長旅の疲れも見せず、元気な姿で来日記者会見と最新主演作のPRを行った。 初来日ということもあって、集まった150台のスチールカメラを前に「プレスの皆さんこんにちは。フラッシュが怖いので、収まったら話せばいいの?(笑)」と軽いジョークで場を和ませ「初めての日本は夢に見た場所。東京に来て素敵な方々とご一緒できて本当に幸運だわ」と噂される日本嫌いを打ち消した。本作で演じたリズは、自分の人生を見つめ直す旅に出るが、変化に対しては否定的で「何も変えたくないわ。今のままで十分。女性も男性も自己を探求することが変化だと思う」と話し、「美しさの秘訣はハッピーであること」と日本の女性たちにエールを送った。

ヒンズー教への改宗したと一部報じられて話題を集めた彼女だが「この映画でヒンズー教に出会った訳ではない。ずっと前から勉強していたわ。『俳優は演技をしていればいい』と20年前に受けた母親のアドバイスを守っていれば良かった(笑)」と報道されたことに後悔の念を口にしていた。

本作は、40カ国以上で翻訳され700万部を売り上げた女性作家エリザベス・ギルバートの自伝的小説をジュリア・ロバーツ主演で映画化。ニューヨークで活躍する女性ジャーナリストが、すべてを捨ててイタリア、インド、インドネシアを旅し、自分の生き方を見つめ直す姿を描く。

映画『食べて、祈って、恋をして』は、9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほかで全国ロードショー。