カシオ計算機は29日、「Advance. Dynamism.」をコンセプトとするメタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」の新モデル「EQW-M1100」を発表。8月31日より順次発売される。価格は表のとおり。

モータースポーツなどで使用される1/1000秒計測を可能とした多針フェイスのクロノグラフ「EQW-M1100」。計測中は、9時側のディスク針が正転と逆転を繰り返し、スピード感を演出する

ユニークな文字板と針の動きにより、モータースポーツの躍動感とスピード感を体現するEDIFICE。新製品となるEQW-M1100は、大型のボタンとビス止めしたベゼルを備えたスポーティなメタルケースを採用。また2層に重ねた文字板の上層部を切り取り、テイストの異なる下層の文字板を部分的に露出することで躍動感あふれる印象とした。

さらに、針と円盤状のディスク針により、1/1000秒を計測。2時側の小針(2針)で分と秒、センターの秒針で1/10秒を計測するとともに、計測終了直後に9時側のディスク針で1/100秒と1/1000秒の値を交互に示すという。

このほか、4時側には車のディスクブレーキをイメージした24時間計を装備。世界6局(日本2局、米、英、独、中)の標準電波を受信する「マルチバンド6」、太陽や蛍光灯の光でも駆動する「タフソーラー」、ワールドタイムなど多彩な機能を備えている。

ステンレスの質感を活かした「EQW-M1100DB」(左/8月31日発売)、ブラックカラーで精悍な印象の「EQW-M1100DC」(9月30日発売)。EQW-M1100DCは文字板色をブラック/オレンジもしくはブラック/グリーンより選択可能

なお、1/100秒ストップウオッチ搭載の「EQS-500」も発表。こちらは、ソーラー駆動のクロノグラフとなっており、8月31日に発売される。

樹脂バンドを採用した「EQS-500C」(左)、ステンレスバンドでローズゴールドもしくはブラックのベゼル色を選べる「EQS-500DB」

機種名 電波受信 価格
EQW-M1100DB 6局 47,250円
EQW-M1100DC 54,600円
EQS-500DB - 31,500円
EQS-500C