米Appleは7月27日(現地時間)、デスクトップMac用のマルチタッチトラックパッド「Magic Trackpad」を発表した。日本国内でもアップルストア(オンライン)にて、すでに販売が始まっている。価格は6,800円。

MacBook Proのトラックパッドよりも約80%大きい「Magic Trackpad」

Magic Trackpadは、MacBook Pro/MacBookに搭載されているマルチタッチ対応のトラックパッドを独立させたもので、2本指スクロール、2本指のピンチによる拡大や縮小、指先を使った回転、3本指スワイプなど、Mac OS Xのすべてのジェスチャーに対応する。Magic Mouseユーザーから対応を求める声があがっているExposeやアプリケーションの切り替えへのアクセスもジェスチャーを使って行える。

MacBook Pro/MacBookのトラックパッド同様、Magic Trackpadは表面がなめらかなガラスで覆われており、すべるような快適な操作が可能。パッド部分のサイズはMacBook Proのトラックパッドよりも約80%大きい。Appleのマルチタッチトラックパッドの中で最大だ。パッドは全体が1つの大きなボタンになっており、どの部分を押してもクリックできる。本体にはApple Wireless Keyboardと同じアルミニウムが用いられ、同キーボードと並べたときに高さや角度が同じになるようにデザインされている。Macとの接続はBluetooth。電源は単3電池2本。

アップルはまた、コンセント式充電器「Apple Battery Charger」の販売を開始した。電池が完全に充電されたことを感知し、自動的に電力消費量を30ミリワットにまで削減する。これは一般的な充電器の電力消費量の1/10だという。単3ニッケル水素電池6本とのセットで、価格は2,800円だ。