ORIMOは22日、同社アンケートモニターに対して実施した「テレビブランドに関する調査」の結果を発表した。同調査は8日~17日の期間にモバイルリサーチにより行われ、18歳以上の男女1,216名から有効回答を得た。

シャープ「AQUOS クアトロン 3D」

まず、パナソニックの「VIERA」、ソニーの「BRAVIA」、三菱電機の「REAL」、シャープの「AQUOS」、日立の「Wooo」、東芝の「REGZA」のテレビブランドについて、それぞれのイメージを複数回答で尋ねたところ、「AQUOS」が「信頼できる」「先進的な」「洗練された」「トラディショナルな」の4部門で1位を獲得。一方、「BRAVIA」は「個性的な」「スタイリッシュな」「センスのいい」「デザインのいい」の4部門で1位となり、各テレビブランドの特徴が浮き彫りになる結果となった。

各部門のトップ3までを得点化(1位 : 5ポイント、2位 : 3ポイント、3位 : 1ポイント)して集計した結果、総合1位は28ポイントを獲得した「AQUOS」。次いで2位は「BRAVIA」で24ポイント、3位は「VIERA」と「REGZA」が12ポイントで並んだ。

3Dテレビの購入意向について質問すると、「いずれ購入したい」(52.5%)、「購入する予定がある」(1.6%)、「既に購入した」(0.5%)という結果となった。男女別に見た場合、「いずれ購入したい」と考えている人は、男性では59%、女性は46%と、男女間で13ポイントも差が付いている。このことから、3Dテレビの購入に関しては女性より男性のほうが積極的であることがわかった。

3Dテレビで見てみたい番組としては、「映画」(57.6%)と「スポーツ」(41.3%)が多く、ダイナミックな映像を3D映像で見たいと考えている人が多いことが判明した。

このほか同調査では、家電製品を購入する際に77.8%の人が複数店舗を回って比較検討する、と答えている。