川崎重工業はこのほど、台北市地下鉄の新型電車の初編成が完成したと発表した。台北市地下鉄の新世代標準車両で、最新の技術とデザインを盛り込んだという。車体は耐候性に優れたステンレスを採用し、車体片側4カ所に設置された外吊り式乗降扉が特徴。台北市内の中正紀念堂 - 象山駅までを結ぶ信義線と、西門駅 - 松山駅を結ぶ松山線に投入されるとのこと。

川崎重工が製造する台北市地下鉄の新車

電源は直流750Vで、最新式のIGBT(絶縁ゲート型バイボーラトランジスタ素子)インバータ制御で駆動し、最高速度は時速80km。今後は兵庫工場で36両、台湾で96両を製造予定。

同社はこれまでも台北市に453両の車両を納入した実績があるという。台北市は中正紀念堂 - 象山駅までを結ぶ信義線と、西門駅 - 松山駅を結ぶ松山線という新路線を計画しており、同社が同プロジェクト全体を統括し、電車138両の製造と信号システムの供給を担当しているとのこと。