イオンと日本コカ・コーラは30日、コカ・コーラの複数電子マネー対応自動販売機(コカ・コーラマルチマネー機)において、イオンの電子マネー「WAON」の決済対応を開始することで基本合意したと発表した。

今回の合意により、WAONの決済拠点として、新たに国内最大の設置台数を誇るコカ・コーラマルチマネー機が加わることになり、「WAONを利用する顧客の利便性向上につながる」(両社)。

また、決済手段として、現金やすでに対応済みの「iD」「Edy」「SUICA」「PiTaPa」とともに、WAONが新たな選択肢として加わることで、「コカ・コーラマルチマネー機の利便性向上と利用機会の拡大につながるものと期待している」(同)。

今秋以降、試験運用を経て2010年末までに本格的に導入を開始。イオングループの店舗内を皮切りに、店舗周辺に設置されるコカ・コーラマルチマネー機に年間1,000台規模で順次導入していく。また、マルチマネー機でのWAON決済の利用を促進するため、「両社で共同プロモーションを実施していく予定」(同)としている。