Parallelsは2月24日(現地時間)、XserveおよびMac Pro向け“bare metal"ハイパーバイザ・ソリューションとなる「Parallels Server 4.0 for Mac Bare Metal Edition」を発表した。

同社はXserve向けサーバ仮想化ソフトウエアとして2008年6月から「Parallels Server for Mac」を提供している。Bare Metal Editionは、Intel CPUベースのAppleシステムをサポートするType 1ハイパーバイザであり、ホストOSに依存することなくゲストOSがXserve/ Mac Pro上で直接ネイティブ動作する。

サポートするゲストOSは、Mac OS X Server 10.6 Snow Leopard、Mac OS X Server 10.5 Leopard、Windows XP/Vista/7、Windows Server 2000/2003/2008、RedHat Enterprise 4/5、CentOS 4/5、SuSE Linux Enterprise Server 10、Fedora 10/11、Ubuntu Linux 8.10/9.04、FreeBSD 6/7など。

仮想マシンにおいて、最大12wayの仮想CPUをサポート。仮想マシンごとに最大64GBの仮想RAM、最大2TBの仮想ディスクを割り当てられる。スナップショット機能、フルおよびインクリメンタル・バックアップ機能、ソフトウエアやテンプレートを最新状態に保つアップデートユーティリティなどを装備。仮想環境クローニング、ライブ・マイグレーションに対応する。

システム要件は、Intel VT-xをサポートするXserveまたはMac Pro。現在Parallelsのサイトで試用キーが配布されている。