YouTube掲載動画の1シーンより

米Appleが建設中の新データセンターの空撮映像「Apple Data Center Maiden NC」がYouTubeに掲載され、話題になっている。50万平方フィートと通常のデータセンターの3~5倍の規模と非常に巨大なのが特徴で、同施設に10億ドル規模が投資されているという。

Appleはいったい、この巨大データセンターを何に使う予定なのだろうか?

この巨大データセンターについては、昨年2009年夏にYoichi Yamashita氏が自身のコラム「シリコンバレー101 第334回 Appleの音楽・映像イベントに03年以来のインパクトを期待する理由」でも触れている。所在地は米ノースカロライナ州メイデンで、HWY-321とStartown Roadが交差する付近にある。

Data Center Knowledgeによれば、このデータセンターの規模はAppleが現在米カリフォルニア州ニューアークに持っている109,000平方フィートのものと比較して約5倍という。iTunesサービスの強化だけでなく、おそらく同社が構想しているといわれるクラウド時代のサービスプランを実現する鍵となる施設だろう。