プラネックスは、3.5型(320×240ドット)のタッチパネル液晶やFMラジオ、MP3プレイヤー機能などを搭載しデジタルフォトフレームにもなる無線LANルータ「Rugby」を発表した。発売はすでに開始されており、店頭予想価格は24,800円となる。

Rugby

3.5型の液晶タッチパネルにより、各種操作はもちろん初期設定もパソコンなしで行うことができる。また、この液晶はデジタルフォトフレームになるうえ、YouTube、Twitter、Frickr、Picasa、インターネットラジオなどのコンテンツを楽しむことができるようになっている。デジタルフォトフレームの対応フォーマットは、JPEG、BMP、Motion-JPEG、MPEG-1、MPEG-4、H.264、MP3、WMA。内蔵メモリ容量は2GB。

光やADSLといった固定回線に加え、USBポートにデータ通信端末を接続すればワイヤレスでインターネット環境を構築することができるようになっている。対応通信端末は、現在のところイー・モバイルの「D31HW」「D02HW」「D21HW」「D23HW」、NTTドコモの「A25002」、ソフトバンクの「C01lC」。

無線LAN機能は、IEEE802.11b/g/nに対応しており、PCだけでなく、ゲーム機やiPhoneなどの無線LAN機器の接続も可能だ。また、WPS(簡単無線LAN設定)機能を搭載しており、対応機器ならばボタンを押すだけで簡単に無線LAN接続が行えるようになっている。セキュリティは、WEP、WPA、WPA2に対応。そのほか、パソコンとゲーム機などセキュリティレベルが異なる機器を同時に接続できる「マルチSSID」にも対応。

インタフェースはWAN×1、LAN×1、USB 2.0(Aタイプ)×1、USB 2.0(Bタイプ)×1。WANとLANは10/100BASE-TXとなる。

対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.6/10.5/10.4。サイズはW193×D130×H119mmで、重量は約450g。