ひまわり証券が、同社のWebサイトで連載中のシステムトレード専門研究コラム『トレーディング、Arts&Logic』においてこのほど、順張り(トレンド・フォロー)について考察したレポートが公開された。

同コラムは、オランダ放送協会オーケストラの第一ソロチェリストで、ワールドカップ先物運用競技会やロビンズ/オメガ・システム運用競技会の日本人初受賞者でもある田中雅氏が書き下ろしたもの。最新の市場価格変動認識、システムトレーディング、市場価格モデル、リスク管理、市場の歴史、ヘッジ・ファンド等について、同氏自身が30年間のトレードの中で培った経験とノウハウを濃縮した内容となっている。プロトレーダー向けとのことだが、「これから投資を始める初心者の方にとっても、インスピレーション溢れる読み応えのある内容となっています」(同社)。

今回加えられたレポートは、「第III部 第1章 順張り手法概説」。同レポートの中で同氏は、順張り(トレンド・フォロー)の取引手法や分析手法、問題点などについて紹介している。

『トレーディング、Arts&Logic』目次

第I部 最新の相場認識概観
第II部 システム取引現代史概観
間奏曲(1) リーマン・ブラザーズとの約束
第III部 順張り手法とシステム
第IV部 損切り手法とシステム
間奏曲(2) 市場のパズルを解く
第V部 利食い手法とシステム
第VI部 システム構築と評価
第VII部 リスク分散
第VIII部 不可解な市場の心理
第IX部 ヘッジ・ファンドの取引手法
第X部 テクニヘッジ・システム