Moog Musicは、USB/MIDIなどの接続端子を備えた同社最新のアナログシンセサイザー「Little Phatty」シリーズの各種パラメータを、コンピュータからコントロール可能なプラグイン「VST Little Phatty Editor 1.1.2」を発表した。価格は69USドル。

VST Little Phatty Editorは、Clavia社のNord Leadシリーズ用のVSTプラグインエディタなども開発しているreKon audio社との共同開発製品。汎用的なDAWソフトウェアからVSTプラグイン(インストゥルメント)としてエディタを呼び出し、実機を模したグラフィカルなユーザーインタフェースで、Little Phattyシリーズのすべてのパラメータを一望しながら操作ができる。本エディタでは、MIDI信号を利用することで、リアルタイムのオートメーションおよびパッチ編集、パッチ保存/読込み(VSTエディタフォーマット含む)などを行うことができる。対応OSは、Windows 98/ME/2000/XP/Vista、OS 9, OSX 10.4, OSX 10.5。VST 2.4フォーマットをサポートする。

「VST Little Phatty Editor」を活用すれば、Moog Musicのアナログシンセサイザー「Little Phatty」と各種DAWソフトウェアのシームレスな連携が実現可能。なお、同社からは、スタンドアロン版となる「Little Phatty Editor Librarian ver. 2.1」(69USドル)も提供中だ