日本レストランエンタプライズが、JR新橋駅烏森口改札外に開設した「牛乳バー」が好評だ。同店舗は、2006年6月から営業を続けていた「黒酢バー」の店舗の半分を、5月14日に「牛乳バー」として改装したもの。

「牛乳バー」は、2007年4月に池袋で1号店がオープン。往年の"牛乳スタンド"をそのまま復活させるのではなく、月ごとに異なる牧場から直送された牛乳を提供する新しい販売方法を導入。また、同じ牧場のソフトクリームやチーズ、プリンなどの乳製品も販売し、人気を呼んでいるという。

「牛乳バー」と「黒酢バー」が並ぶ新橋の店舗

2号店となる新橋の店舗も、池袋1号店と同じ販売方法を採用。「黒酢バー」の店舗の半分だけを「牛乳バー」に改装したのは、「黒(黒酢)があるなら、白(牛乳)があっても良いのでは?」という遊び心のある発想がきっかけになったとのこと。

店頭にてカップに注がれる牧場直送「こだわり牛乳」の人気はもちろん、びん入りの牛乳、コーヒー牛乳の売り上げも好調。昔を懐かしむ年配の男性客だけではなく、若い女性が牛乳びんにストローを挿して飲んでいる姿も見受けられるという。

6月1日から現行商品と入れ替わるびん入り牛乳「蒜山ジャージー牛乳」180mlで220円(左)。900mlで1,000円。カップ入り200mlは240円

「牛乳バー」は現在2店舗を展開しているが、出店可能なスペースの確保ができれば、今後も店舗を増やしていきたいとのこと。牛乳以外の乳製品は、牧場によって取り揃えている商品が異なるので、店舗へ足を運んでその月にしか楽しめない味に出会ってほしいとしている。商品数は牛乳を含めて20から30種類。

一方、ブームが下火になったとはいえ「黒酢バー」にもリピーターが定着しており、定番商品の「大麦たっぷりまろやか水割り黒酢」(150円)などが引き続き愛飲されているとのこと。

大麦たっぷりまろやか水割り黒酢