既報の米Seagate製HDDの不具合問題について、同HDDを国内向けに輸入販売するCFD販売が、同社取り扱いの「Barracuda 7200.11」では不具合は発生しないという声明を出している。

渦中の米Seagate製HDD「Barracuda 7200.11」

CFD販売によれば、Seagateに確認したところ、今回の不具合は、一部の製造ラインで組み立てられたハードディスクとファームウェアの組み合わせでのみ発生するという説明があったのだという。CFD販売を含むメルコグループに納入されたSeagate製HDDには、該当する製造ラインで生産されたHDDの納入実績は無いとされ、そのため、問題は発生しないとのこと。

さらに、Seagateが不具合情報公開時に開設していたチェックサイトには不備があり、ここでのチェック結果については、該当・非該当ともに正しい情報ではない可能性があるという。そのため、同チェックサイトは現在閉鎖中。同チェックサイトの結果にかかわらず、CFD販売の過去出荷分に問題が無いことも強調されている。