富士通は15日、コンパクトな液晶一体型PC「FMV-DESKPOWER F」シリーズの2009年春モデルとして、19型ワイド(1,440×900)液晶を搭載した「FMV-DESKPOWER F/C70D」、16型ワイド(1,366×768)液晶を搭載した「FMV-DESKPOWER F/C50T」を発表した。店頭予想価格はそれぞれ200,000円半ば、170,000円半ばとなっている。

今回発表された2製品は、Intel Core 2 Duo P8400とモバイル Intel GM45 Expressチップセットを採用して基本性能を強化。全モデルに地上デジタル放送対応テレビ機能とIEEE802.11nドラフト2.0対応無線LANを標準搭載している。

地上デジタル放送視聴アプリケーションは、F/C70DではPixela製「DigitalTVbox」を搭載してメディア媒体への録画番組保存に対応。F/C50Tでは地上デジタル放送対応Windows Media Centerを採用して軽快なテレビ視聴を可能とした。さらに、F/C70Dのみダビング10にも対応する。このほか、本体裏面と同じホワイトカラーで統一されたコンパクトなACアダプタが付属する。

「FMV-DESKPOWER F/C70D」

「FMV-DESKPOWER F/C70D」

FMV-DESKPOWER F/C70Dの仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、チップセットがモバイル Intel GM45 Express、メモリが2GB PC3-8500 DDR3 SDRAM(1GB×2、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 4500MHDを利用する。ストレージは500GB容量の5,400回転SATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。そのほかの機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、地デジ対応チューナー、ダイレクトメモリスロット、IEEE1394、130万画素Webカメラ、デジタルマイク(モノラル)など。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。

本体サイズはW465×D211×H391/411mm(高さは2段階に調節可能)、重量は約11kg。

「FMV-DESKPOWER F/C50T」

FMV-DESKPOWER F/C50Tの仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、チップセットがモバイル Intel GM45 Express、メモリが2GB PC3-8500 DDR3 SDRAM(1GB×2)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 4500MHDを利用する。HDDは320GB容量の5,400回転SATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。そのほかの機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、地デジ対応チューナー、ダイレクトメモリスロットなど。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。

本体サイズはW394×D180×H307/327/347mm(高さは3段階に調節可能)、重量は約5.5kg。新たに白と黒の2色のカラーバリエーション展開となっている。

「FMV-DESKPOWER F/C50T」(FMVFC50TW)

「同F/C50T」(FMVFC50TB)