松竹は26日、東京・新宿の「新宿ピカデリー」のグランド・オープンを記念したセレモニーを開催。ゲストに安田大サーカス、松竹STARGATEグランプリの海老瀬はなを迎え、テープカットが行われた。

リニューアルオープンした「新宿ピカデリー」で行われたオープニングセレモニー

昭和33年の誕生からファンに親しまれた映画館「新宿ピカデリー」が、「無印良品」ブランドで知られる良品計画の「MUJI」とコラボレーションしたシネマコンプレックスとして生まれ変わった。

"賑やかし芸人トリオ"安田大サーカスがセレモニーを盛り上げた

注目は、3万円のプラチナルーム(1室2人)。上質なプライベート空間も自慢の同館に、安田大サーカスの団長は「これはもう、ココで彼女と決めなアカンでしょう。"勝負どころ"に使うにはもってこいという場所。いい映画が見れて、カフェで食事できて、買い物もできて、もうココだけでいい。他の店はいらないですね。全部ココで済ませられますよ」と絶賛。海老瀬はなは「歴史あるこの映画館の、新たなオープンのセレモニーに来れたことを感謝しています」とコメント。松竹の追本淳一社長は「将来はハリウッドスターに来てもらって、ワールドプレミアやファッションショーも行いたい」と自信を込めた。

海老瀬はな(23)は京都出身の女優。11月15日公開の『ハッピーフライト』や、2009年公開予定の『築城せよ!』に出演を予定している

なお無印良品の新ブランド「MUJI」の「MUJI新宿」は、東京・六本木の東京ミッドタウン店に次ぐ2店目。同館の地下1階から2階までの3フロアを占める店内を、セレモニー後のゲストたちも興味深く見学していた。

スクリーンをイメージした透明なデザインの建物は、副都心線開業で沸く新宿三丁目の街を、さらに賑やかにする存在となる