人力飛行機で飛行距離や滞空時間などを競う『第32回鳥人間コンテスト』(9月15日放送 19:00~ 読売テレビ・日本テレビ系)が26日、滋賀県・琵琶湖畔の松原水泳場で行われ、大会初MCを務めた東野幸治、藤井隆、加藤夏希が会見を行った。

左から藤井隆、東野幸治、加藤夏希

琵琶湖の夏の恒例イベントとなっている『鳥人間コンテスト』。今年の大会は7月26、27日の2日間に渡って開催され、初日となるこの日は、プロペラ機で滞空時間を競う"人力プロペラタイムトライアル部門カ"と、プロペラのない機体で飛行距離を競う"滑空機部門"が行われた。気温は30℃を超え、真夏の太陽が容赦なく照りつける中、琵琶湖の水上10mの高さに設置されたプラットホームから27チームの機体が大空へと飛翔。毎回、驚異的な記録を打ち立てている常連の強豪チームをはじめ、情報ワイド番組『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)のプロジェクトチーム「チームミヤネ屋」から参戦した人気司会者・宮根誠司らが気合十分のフライトを見せ、大会を盛り上げた。

宮根誠司も『ミヤネ屋』出演者のガダルカナルタカ、秋野暢子らの応援で鳥になる!

フライトのたびに湖岸から大声援が

水上10mから一気にテイクオフ!

そんな灼熱のプラットホームに立ち、鳥人間たちのチャレンジを伝えた東野、藤井、加藤。初司会の感想を語った東野は「参戦するみなさんが、こんなにも熱く燃えているのかとビックリしました。機体を作ったり、フライトをサポートするチームのメンバーが、実際に飛ぶパイロットと同じ気持ちになって"飛んでいる"ことを感じて、ついウルっとしたけど、なんとか誤魔化し通しました(笑)」と涙ぐまんばかりに感動していたことを告白。藤井も「飛び立っていく姿を、目の前の一番いい場所で見せていただいた。近いところで機体を見ると、いい意味でみなさんの"手作り感"に溢れていたので、本当にこれが飛ぶのかと不思議な気持ちでしたが、飛んでいく姿を見て胸を打たれましたね」と『鳥人間』初体験の感想を興奮気味に話していた。

ステージの端ギリギリに立つ3人だが「怖くはなかった」そう

加藤もまた、間近で見た熱戦に圧倒された様子。「テレビで見るより飛行機の迫力がすごい。機体って、こんなに大きかったんだ! とか、水面に落ちるときにこんな音がするんだ!というのがリアルに伝わってきました」と話し、「見ていて本当に『飛びたい!』と感じた。私もいつか飛びたいと思います!」と参戦を宣言? するほど『鳥人間』に魅せられたようだった。

「チーム吉本でエントリーしたい」と東野

藤井は自らも「フライトした気になった」と

「高い所は大好き」という加藤は"鳥"の素質あり!?

加藤の言葉を受け、東野も負けじと「我々も"チーム吉本"としてエントリーしますよ!やっぱり、『鳥人間』には参加するのが一番おもしろいと思う。芸人で力を合わせて、機体はくまだまさしあたりに作ってもらって(笑)」と吉本芸人チームの参戦プランをぶち上げ、「僕はチームの総監督をやって、飛ぶのは若手や藤井くんに挑戦してもらう!」と藤井をパイロットに任命。そんなムチャ振りに藤井は「今日、みなさんが飛ぶのを見ながら、気持ち的には何度もフライトさせていただいたので、すでに飛んだと思ってもらって結構です(笑)」と答え、指名をやんわりと拒んで笑わせていた。

またこの日、23歳の誕生日を迎えたという加藤は「こんな感動的な場所で誕生日を過ごせたのはうれしい」とコメント。実は『鳥人間』の歴代女性司会者は、昨年の東原亜希をはじめ、山川恵里佳、ユンソナなど、司会を務めてまもなく"結婚"するという不思議なジンクスがある。これを聞かされた加藤は「すごくラッキーじゃないですか!最近、出会いを求めてるんですよ! 私、本当にモテないんですけど、これでモテ度もアップしますかね?」と23歳の女心をときめかせていたが、東野に「今日が誕生日だからといって、お祝いに飲みに連れて行くとかはしません。1人で琵琶湖でも眺めていてください(笑)」とあしらわれ、「エーッ!?」とさっそくヘコまされていた。