AIRベースのメディアプレイヤー「Adobe Media Player 1.1」

Adobe Systemsは22日 (米国時間)、マルチメディアビューア「Adobe Media Player 1.1 (Build 434209)」の無償配布を開始した。対応プラットフォームはWindows XP SP2 / Vista、およびMac OS X 10.4.9以降。ランタイム環境として、Adobe AIR 1.0 Beta 3以降 (最新版はv1.1) が必要。

4月の正式公開以来初のバージョンアップとなる今回のリリースでは、パフォーマンスが改善。全体の動作および再生時の負荷が軽くなり、番組の切り替えがスムーズに行えるようになった。ユーザインターフェイスも見直され、文字の可読性を高めるようデザインが一部変更されたほか、ウインドウ上部に配したナビゲーションバーにより、ページ間の移動が容易になった。キーボードを利用した再生操作もサポートされている。新たにバックグラウンドでの動作にも対応、他の作業を進めているときに動画のダウンロードを行うといった作業が可能になった。

コンテンツホルダー向けの機能として、iTunesに準拠したRSSフィード機能を装備。SMIL (Synchronized Multimedia Integration Language) サポートも強化され、XMLベースのXSLが利用可能になった。番組を公開する国 / 地域を決定するための、コンテンツフィルタ機能も追加されている。