「AQUA FOREST by OctaveEngine Casual」ページ

ハドソンは、米Appleの「App Store」と同時に公開予定のiPhone / iPod touch用ゲーム「AQUA FOREST by OctaveEngine Casual」(以下、AQUA FOREST)の動画を公開した。「Do the Hudson!!(β) for iPod touch and iPhone」内の「AQUA FOREST by OctaveEngine Casual」ページに掲載されている。

AQUA FORESTは、水とエコをテーマにしたパズルゲーム。カテゴリーごとに5種類、各10ステージあり、計50面のミニゲームをクリアするとゲーム背景に描かれた木が育っていく。

各ミニゲームは、木の上から落ちてくる水を容器に集めたり、迷路のような溝の中にある水滴を移動させてゴールまで運んだりするという内容。水を移動させる方法としては、「iPhone / iPod touchを傾ける」「指でタッチパネル画面をなぞる」「OctaveEngine Casualのエディット機能を使う」の3種類が用意されている。

「OctaveEngine Casual」を活かした機能

AQUA FORESTは、プロメテック・ソフトウェアがカジュアルゲーム開発のために実用化した2Dマルチフィジクスエンジン「OctaveEngine Casual」を初めて商用活用したゲームでもある。このエンジンによって、"水"、"炎"、"軸"、"剛体"、"張力"、”弾性体"などの「物性(物理的な性質)」を意味するアイコンを選択し、"持つ"、"移動"、"ブラシ"、"ペン"、"消しゴム"などの「ツール」を使って自由に絵を描けるようになっている。描いた絵は、指定した「物性」の物理法則を備えており、水のように弾けたり、火が燃えたり、ぐるぐる回ったり、溶けたりとリアルタイムに動作する。

"熱源"を利用し赤い線を描き、iPod touchをかたむけて"水"に触れさせると水蒸気が発生。これがリアルタイムで動作する

"壁"で容器を描き、次に空中に"水"を描くと、容器内に落下した勢いで水が飛び散る。これもリアルタイム

iPod touchをかたむけると同時に容器もかたむき、水がこぼれる

「AQUA FOREST by OctaveEngine Casual」: (c)2008 HUDSON SOFT