リコーは10日、光学7.1倍ワイドズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「リコー R8」の新色として、ブラックとシルバーの「ツートンカラーモデル」を25日より発売する。推定市場価格は4万円台後半。

リコー R8シリーズ(左から ブラック、ツートンカラー、シルバー)

「R8」は操作性を高めたシンプルなデザインが特徴で、金属感を強調したトップカバーやスピン加工したモードダイヤルボタンが質感を演出する。ボディカラーはブラックとシルバーの2色であったが、新たにツートンカラーが追加される。

機能面では22.6mmのスリムボディに光学7.1倍ワイドズームを搭載し、CCDシフト式光学手ぶれ補正機能を備える。そのほか、2点吊り対応のストラップ通し、[ADJ.(アジャスト)]ボタンの機能拡張、最小絞り固定機能、AF/AEターゲット移動機能などを特長としている。さらに、画像縦横比が1:1のアスペクト比で撮影できる機能や、すばやいメニュー操作が可能となった「ADJ.(アジャスト)ボタン」を備えている。撮像素子は有効1030万画素1/2.3型CCD。画像処理エンジン「スムースイメージングエンジンIII」を採用。レンズの焦点距離は4.95~35.4mm(35mm判換算:28~200mm)。サイズと重量は102.0(W)×58.3(H)×26.1(D)mm(突起物を除く)、168g(本体のみ)。46万画素2.7型透過性アモルファスシリコンTFT液晶を搭載する。記録メディアはSDメモリーカードを採用、約24MBの内蔵メモリーを備える。

リコー R8 ツートンカラー 正面

リコー R8 ツートンカラー 背面