Microsoftマッキントッシュ事業部(Mac BU)は米国時間の27日、MSDNの公式ブログ上で、2008年1月に発売予定のオフィススイート「Office 2008 for Mac」の新機能を一部公開した。

「PowerPoint to Go」と題された記事によれば、Office 2008 for Macではプレゼンテーションソフト「PowerPoint 2008 for Mac」がiPod / iPhoneに対応。PowerPointのプレゼンテーションを一連の静止画としてiPhotoライブラリ(iPhoto '06以降に対応)へエクスポート、またはピクチャフォルダへスライド形式で書き出す機能が装備される。また、「Object Palette」の利用により、iPhotoからPowerPointへ写真をインポートすることも容易になる。

Office 2008 for Macのプレビューサイトには、書き出したプレゼンテーションをCover Flow表示するデモが行われている

iPhotoライブラリへエクスポートすることにより、iTunes経由でiPod / iPhoneを利用したプレゼンテーションの表示が可能になる。記事では、iPhone/ iPod touchのワイドスクリーンで表示したり、AVケーブルを使い大画面テレビへ出力したり、といった活用方法が紹介されている。

Office 2008 for Macのプレビューサイトも更新、PowerPoint 2008では小型リモコン「Apple Remote」でプレゼンテーションが操作できるという情報が追加された。他のアプリケーションに関する情報も追加され、Word 2008のノートブックレイアウトの機能強化が伝えられている。