キヤノンは、一眼レフカメラEOSシリーズ用の望遠レンズ「EF200mm F2L IS USM」と「EF800mm F5.6L IS USM」を開発していると発表した。これら2本の試作品は10月18日から20日まで、ニューヨークで開催される展示会「PhotoPlus」に参考出展される。詳細や価格などは発表されていない。

EF200mm F2L IS USM(試作品)

EF800mm F5.6L IS USM(試作品)

「EF200mm F2L IS USM」は、ポートレートや室内スポーツ撮影など、より明るいレンズを望むユーザー向けに、開放絞り値F2の大口径レンズとして開発したもの。「EF800mm F5.6L IS USM」は、現行製品の「EF600mm F4L IS USM」を越える超望遠レンズとして開発しているという。

両レンズとも、手ブレ補正機構を搭載したLレンズとして開発。Lレンズは蛍石などの特殊光学材料を採用し、諸収差を補正し、高い解像度とコントラストを両立した高級レンズシリーズ。「L」は"Luxury"の頭文字。