Microsoftマッキントッシュ事業部(Mac BU)は25日、Macintosh用オフィススイート「Office 2008 for Mac」を2008年1月15日に世界同時発売することを発表した。公式ブログ「Mac Mojo」では、25日から29日まで開催されるApple Expo 2007の会場において、同製品のデモンストレーションも実施される予定。

Office 2008 for Macには、価格と構成の異なる3種類のパッケージが用意される。Word 2008とExcel 2008、PowerPoint 2008とEntourage 2008からなる基本パッケージは、399.95米ドル。「Office 2008 for Mac Special Media Edition」と名付けられた499.95米ドルのパッケージには、基本パッケージに加えマルチメディアコンテンツ管理ツール「Microsoft Expression Media」が同梱される。学生および家庭ユーザ向けの「Office 2008 for Mac Home and Student Edition」は、149.95米ドルと価格設定は低く抑えられるが、Microsoft Exchange Serverへの接続機能とAutomator用プラグインは同梱されない。

価格とパッケージ構成の発表にあわせ、新たにデンマーク語とフィンランド語、ノルウェー語に対応したことも明らかにされた。Office 2004 for Macのリリース以降に追加されたイタリア語とオランダ語をあわせると5種類の言語が増加、Office 2008 for Macでは合計45種類の言語がサポートされることになる。