10月1日より放送スタートする昼の帯ドラマ『愛の迷宮』(東海テレビ・フジテレビ系)の制作発表が18日、都内で行われ、宮本真希、黒川芽以、保阪尚希らが出席した。

写真左より、河合龍之介、阿部進之介、黒川芽以、宮本真希、高橋かおり、保阪尚希

同作は2人の女性を通して、愛を貫くが故に罪を背負い、その罪によって愛に苦しむ人間像を描くサスペンスロマン。元・タカラジェンヌの宮本真希がヒロインの文香を演じ、文香の息子が愛する女性・ゆりあを黒川芽以が演じる。宮本が「登場人物それぞれのキャラクターがとても濃くて、人物像がはっきりしているんです」と語るように、愛を貫こうとする人々それぞれの思いが錯綜する複雑な人間関係が見どころ。昼ドラには"お約束"とも言える要素がきっちりと詰まっている。

「文香は、愛に真っ直ぐな女性。あまり芝居っぽくならないよう丁寧に演じたい」(宮本)

「ゆりあの、明るく芯が強い部分は私と似ているかも。楽しく、いきいきと演じて、その楽しさが画面を通じて伝わればいいですね」(黒川)

また、保阪尚希、阿部進之介、河合龍之介ら男性陣が脇を固め、男女の愛をより深く描いていく。昼ドラ初出演で、文香の夫・光男役を演じる保阪は「光男は、マザコンで跡継ぎのことばかり考えているんです。何か面倒なことがあると楽な方に逃げてしまう男です」と、文香の運命を狂わせる重要な役どころだ。出口の無い"愛の迷宮"に迷いこんだ登場人物たちは、迷宮を抜け出すことができるのか? 文香とゆりあの愛の行く末は? 『愛の迷宮』は東海テレビ・フジテレビ系で10月1日(毎週月曜~金曜 13:30~14:00)放送スタート。

『愛の迷宮』ストーリー
ヒロインの文香(宮本)は、鮎川コンツェルンの御曹司と結婚し幸せを掴んだかに見えた。しかし、夫・光男(保阪)は文香のことを男の跡継ぎを産む女性としか見ておらず、さらに光男の亡き兄の妻・可奈子(高橋)と愛人関係にあることがわかる。光男への愛が無いことに気付き、落ち込んでいた文香は鮎川家の使用人・航太(咲輝)と一夜だけの愛を交わしてしまう。そして、文香と可奈子のお腹に新しい命が宿り……。 時は経ち、二十数年後、文香の息子・拓真(阿部進之介)と、可奈子の息子・春樹(河合龍之介)は、同じ女性・ゆりあ(黒川)を愛してしまい、再び悲劇が訪れることになる……。