気になるのは、やはり「格闘」モードだろう。これこそジャスティン氏が監修した「格ゲーに最適なディスプレイの設定」に自動で合わせてくれるモードなのだ! ということで、今回は「ウルトラストリートファイターIV」をプレイしてみることにした。

「ウルトラストリートファイターIV」で実践

さて、「標準」と「格闘」モードでは、どう違うのだろうか。

「標準」モード

「格闘」モード

それぞれ撮影してみたが、引きの写真では違いがよくわからないかもしれない。実際のところ、「標準」でも十分に動きは滑らかで疲れないのだ。

その理由はいくつかあるが、まず「RL2460HT」がフリッカーフリーバックライトを搭載していること。フリッカーとはディスプレイに生じる細かいチラつきのことで、長時間これを見続けると眼精疲労や吐き気などを催してしまう原因にもなる。「RL2460HT」のフリッカーフリーバックライトは、このフリッカーを取り除くことに成功しているのだ。ゲームを長時間プレイする人にとって、いや、ディスプレイを長時間見る職業の筆者にとっても、この機能はありがたい。

応答速度もまったく問題ない。スペック的には中間階調域で1ms(黒白黒:5ms)となっており、これはベンキュー独自の「AMA(Advanced Motion Accelerator)」という技術のおかげだとか。たしかに残像はほとんどなく、プレイしていて気持ちいい。

気になる発色についても意外と悪くない。TNにありがちな白っぽさがなく、色がちゃんと出ている。少なくとも筆者程度の目ではゲームだけでなく普段使いでも問題なさそうに思えた。

ということで、「標準」でも十分にゲーム向きといえる「RL2460HT」だが、じゃあ「格闘」モードでさらに何が変わるのか。液晶ディスプレイをさらにカメラで撮影したものなので違いが出にくいが、拡大してみるとわかる。

「標準」モード

「格闘」モード

髪の毛とグローブあたりに注目してほしい。「格闘」モードのほうがくっきり線が表示されていることがわかるだろう。実は「格闘」モードでは「シャープネス」の数値が「標準」よりも高く設定されているのだ。これによりキャラクターの輪郭がわかりやすくなり、一瞬の動きにも反応しやすくなるというわけ。そんな細かいことを……と思われるかもしれないが、格ゲーは1/60秒を争う世界なので、こういうところが効いてくるのである。

細かいところだと、「格闘」モードでは「輝度」の数値もかなり下がっている。おそらく輝度が高いと長時間プレイで目が疲れるためだろう。ゲーム向きのディスプレイはほかにもいろいろあるが、「格闘ゲーム向け」をうたった製品は「RL2460HT」以外ではあまり聞いたことがない。そういう意味でも格ゲープレイヤーにはぜひ使ってみてほしいディスプレイなのだ。

PCゲームはもちろん、据え置き機でゲームを遊ぶ場合でも、ゲーミングディスプレイにはさまざまなメリットがある。ゲームの内容にもよるとは思うが、アクションや格ゲー、FPSなどを本気でプレイするなら、まずはゲーミングディスプレイを導入してみてはいかがだろうか。

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