バッテリ駆動時間と本体内部の熱をチェック

「BBench」を使って実際のバッテリ駆動時間を計測してみたところ、満充電の状態から8時間25分後にバッテリ残量が5%に達し、休止状態へ移行した(Windows 10の電力プランには「省電力」を選択)。公称値の最大18時間とは大きな差があるが、そもそも駆動時間計測方法が公開されていないため、差がでるのは仕方のないこと。今回のテストでは無線LAN経由でネットにアクセスし続けるという比較的バッテリへの不可が高い方法を利用したので、駆動時間が短くなったものと思われる。とは言うものの、実際の利用に即したテストでこれだけもてば十分な結果だ。またテストで使ったCore i7とQHD+液晶ディスプレイの組み合わせは、Core i5+フルHD液晶ディスプレイの組み合わせよりも消費電力が大きい点も考慮しておきたい。

試用機のバッテリーレポート。設計上の(バッテリ)容量は55,997mWhとなっている

薄型ノートPCでは、パーツが発生する熱についてもチェックしておきたい。「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を1時間ループ再生させた状態でのCPUの温度を計測してみたところ、最高で84度となった。CPUの限界温度(100度)からはまだ余裕があるものの、やや高めの結果となっている。ただしボディはまったく熱くならなかったので、効果的に排熱されているものと思われる。

「HWMonitor」による、CPUの最低温度と最大温度。「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を最高品質の設定で1時間再生した結果だ

モバイルノートPCとしては抜群の性能を持つ「New XPS 13」

今回の検証から、New XPS 13はモバイルノートPCとしては非常に高い性能を持っていることがおわかりいただけたと思う。PCとしての基本性能だけでなく、持ち運びやすさやバッテリ駆動時間などのモバイル性能も文句なしだ。本体はコンパクトでデザインも良しとなれば、モバイルノートPCとしては最強クラスの出来栄えだと言っていい。筆者が「おすすめの機種は?」と聞かれてNew XPS 13と答えているのも、納得していただけるはずだ。使えるモバイルノートPCと探している人にこそ、New XPS 13をおすすめしたい。

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