エプソンダイレクトから新しく登場した「Endeavor ST125E」は、セパレートタイプのコンパクトなデスクトップPC。「Endeavor ST120E」の後継機に相当するが、必要な機能に絞り込むことでコストパフォーマンスを従来より向上させている。また、机の片隅にも余裕で置ける超小型ボディながらカスタマイズ性も高く、静音性や省エネ性にすぐれているのも特徴。ここでは、そんな同機種の実力と魅力を紹介していく。

製品名
Endeavor ST125E
タイプ
 
選択可能CPU
 Core 2 Duo T9900(3.06GHz)
 Core 2 Duo T9600(2.8GHz)
 Core 2 Duo P8800(2.66GHz)
 Core 2 Duo P8700(2.53GHz)
 Celeron T3000(1.8GHz)
HDD
 最大2基まで選択可能
 160~500GB(シリアルAT 5400rpm)
 250GB/500GB(シリアルAT 7200rpm)
メモリ
 1~4GB PC2-6400(DDR2-800MHz)
チップセット
 GM45+ICH9M
付属ディスプレイ
 なし
重量
 約2.2kg
直販価格
 59,850円(基本構成価格)

 性能はそのままに、コストパフォーマンスが一段とアップ!

 デザイン性とメンテナンス性を兼ね備えた超小型ボディ

 ノートPC並みの低消費電力と静音性を実現

ディスプレイの背面にすっぽり隠れるコンパクトなボディ

エプソンダイレクトの「Endeavor ST」シリーズは、容積約2.7リットルの超小型ボディが特徴のデスクトップ機。その最新機種である「Endeavor ST125E」は、従来機の外観デザインや基本性能はそのままに、一般ユーザーの利用頻度が低いvProなどの機能を省いてコストパフォーマンスをアップさせたモデルだ。

筐体サイズは、75(W)×185(D)×195(H)mmで、フットプリントはB5サイズのモバイルノートよりもさらにコンパクト。机の上に置いてもまったく邪魔にならないのがうれしい。本体は横置きだけでなく縦置きにも対応しており、オプションの一体型キットを利用すれば、マシン本体やACアダプタを専用ディスプレイの背面に装着してオールインワンPCのように使うこともできる。その際、キーボードはディスプレイのスタンド部に収納することが可能。限られた机上のスペースをできるだけ広く使用したいユーザーには非常にありがたい設計になっている。

なお、現行モデルはWindows Vista Home Basicを採用しているが、マイクロソフトのWindows 7の発売開始にあわせて新OS対応モデルも登場する予定。搭載エディションはWindows 7 Home PremiumまたはWindows 7 Professional(ダウングレード版のWindows XP Professionalも選択可能)で、出荷時期は11月中旬が予定されている。

エプソンダイレクトの標準的なデスクトップPC「Endeavor AT971」の設置例(左)と、「Endeavor ST125E」の設置例(右)。ST125Eは液晶一体型と同等の省スペース性を実現しているのが分かる。

オプションの一体型キットを利用して、専用ディスプレイの背面に装着したところ。ACアダプタも格納できるため、ほとんどオールインワンPCのような感覚で使用できる。

基本性能の高さとBTOの幅広さが魅力的

CPUは、目的や予算に合わせてCore 2 Duo T9900(3.06GHz)からCeleron T3000(1.8GHz)の間で選ぶことができる。いずれも、チップセットはGM45+ICH9Mを採用しており、日常使用には十分すぎるパフォーマンスを実現している。

対応メモリはPC2-6400(DDR2-800MHz)で、最大4GB(うち、使用可能なメモリ領域は3GB)まで搭載可能。ハードディスクは一般的なノートPCと同じ2.5インチのシリアルATAで、容量は最大500GBまでラインアップされている。光ドライブはスロットインタイプのDVD-ROMまたはスーパーマルチを装備可能。ちなみに、光ドライブを内蔵しない場合は、本体内に2基目のハードディスクを搭載することができる。できるだけストレージ容量が多い方がいいというユーザーには、かなりうれしいポイントではないだろうか。

コンパクトながら拡張性は高く、USB 2.0ポートを合計6基、シリアルポートを1基、標準装備している。さらにPS/2ポートを2基搭載しており、付属キーボードやマウスを接続することが可能。その分、ほかの周辺機器のためにUSBポートを空けておけるのは非常にありがたい。

映像入力はVGAとHDMIの2系統が搭載されており、製品にはHDMI-DVI変換アダプタも付属。ディスプレイの接続端子を選ばないのもありがたい。なお、本体はサイドパネルが簡単に開くようになっており、内部アクセスも容易。メンテナンス性が高いのも魅力のひとつだ。

本体内には、スロットインタイプのDVD-ROMドライブか、DVDスーパーマルチドライブを内蔵できる。光ドライブの代わりに2基目のハードディスクを搭載することも可能。

CPUはパフォーマンスの高いCore 2 Duo T9900(3.06GHz)も選択できる。メモリは最大4GB搭載可能(うち、使用可能なメモリ領域は3GB)。サイドパネルを外せば、簡単に内部にアクセスできる。

本体背面には、USB 2.0×4のほか、LAN、シリアル、マイク入力、ライン入出力、VGA(D-SUB15ピンミニ)、HDMI、キーボード、マウスの各端子が搭載されており、拡張性は高い。

駆動音が静かで消費電力が低いのも大きなメリット

高性能ながら消費電力が低いのも本機の特徴のひとつ。通常時の消費電力は約22.1Wで、一般的なデスクトップの半分程度しかない。そのため熱設計的にも有利でファンの風切り音も小さく、待機時の駆動音はささやき声よりも小さな約22dBを実現している。実際、机の上やディスプレイの背面に設置した場合でも騒音が気になることはあまりない。

なお、オプションの専用ディスプレイは、19型ワイド「LD19W61FS」、19型「LD1957FS」、17型「LD1754FS」の3種類が用意されている。いずれも一体型キットを使って本機を背面に装着可能。できるだけ机周りをすっきりさせたいユーザーは、本機とあわせての購入を検討してみてはいかがだろうか。

一体型キットには、専用の二股電源ケーブルも付属する。1本のケーブルでディスプレイとPC本体に電源を供給できるため、ケーブル周りもすっきり。これで、タコ足配線ともおさらばできる。

標準スペック

型番 Endeavor ST125E
LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T
インタフェース USB2.0×6(前面×2、背面×4)、シリアル×1、キーボード×1、マウス×1、VGA:ミニD-SUB 15ピン×1、HDMI 19ピン×1、ヘッドフォン出力(ステレオ)×1、ライン入力×1、マイク入力×1、ライン出力×1
サイズ 75(W)×185(D)×195(H)mm
重量 約2.2kg(基本構成時)

カスタマイズスペック(構成例)

OS Microsoft Windows Vista Home Basic SP1 正規版
CPU Celeron T3000(1.8GHz)
メモリ 1.0GB(1.0GB×1) PC2-6400(DDR2-800MHz)
HDD 2.5インチSATA 5400rpm 160GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
価格 59,850円(税込)

価格については、2009/10/9現在の金額です。最新の価格についてはエプソンダイレクトにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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