エプソンダイレクトから新しく登場した「Endeavor ST125E」は、セパレートタイプのコンパクトなデスクトップPC。「Endeavor ST120E」の後継機に相当するが、必要な機能に絞り込むことでコストパフォーマンスを従来より向上させている。また、机の片隅にも余裕で置ける超小型ボディながらカスタマイズ性も高く、静音性や省エネ性にすぐれているのも特徴。ここでは、そんな同機種の実力と魅力を紹介していく。
製品名 |
性能はそのままに、コストパフォーマンスが一段とアップ!
デザイン性とメンテナンス性を兼ね備えた超小型ボディ
ノートPC並みの低消費電力と静音性を実現
ディスプレイの背面にすっぽり隠れるコンパクトなボディ
エプソンダイレクトの「Endeavor ST」シリーズは、容積約2.7リットルの超小型ボディが特徴のデスクトップ機。その最新機種である「Endeavor ST125E」は、従来機の外観デザインや基本性能はそのままに、一般ユーザーの利用頻度が低いvProなどの機能を省いてコストパフォーマンスをアップさせたモデルだ。
筐体サイズは、75(W)×185(D)×195(H)mmで、フットプリントはB5サイズのモバイルノートよりもさらにコンパクト。机の上に置いてもまったく邪魔にならないのがうれしい。本体は横置きだけでなく縦置きにも対応しており、オプションの一体型キットを利用すれば、マシン本体やACアダプタを専用ディスプレイの背面に装着してオールインワンPCのように使うこともできる。その際、キーボードはディスプレイのスタンド部に収納することが可能。限られた机上のスペースをできるだけ広く使用したいユーザーには非常にありがたい設計になっている。
なお、現行モデルはWindows Vista Home Basicを採用しているが、マイクロソフトのWindows 7の発売開始にあわせて新OS対応モデルも登場する予定。搭載エディションはWindows 7 Home PremiumまたはWindows 7 Professional(ダウングレード版のWindows XP Professionalも選択可能)で、出荷時期は11月中旬が予定されている。
エプソンダイレクトの標準的なデスクトップPC「Endeavor AT971」の設置例(左)と、「Endeavor ST125E」の設置例(右)。ST125Eは液晶一体型と同等の省スペース性を実現しているのが分かる。 |
基本性能の高さとBTOの幅広さが魅力的
CPUは、目的や予算に合わせてCore 2 Duo T9900(3.06GHz)からCeleron T3000(1.8GHz)の間で選ぶことができる。いずれも、チップセットはGM45+ICH9Mを採用しており、日常使用には十分すぎるパフォーマンスを実現している。
対応メモリはPC2-6400(DDR2-800MHz)で、最大4GB(うち、使用可能なメモリ領域は3GB)まで搭載可能。ハードディスクは一般的なノートPCと同じ2.5インチのシリアルATAで、容量は最大500GBまでラインアップされている。光ドライブはスロットインタイプのDVD-ROMまたはスーパーマルチを装備可能。ちなみに、光ドライブを内蔵しない場合は、本体内に2基目のハードディスクを搭載することができる。できるだけストレージ容量が多い方がいいというユーザーには、かなりうれしいポイントではないだろうか。
コンパクトながら拡張性は高く、USB 2.0ポートを合計6基、シリアルポートを1基、標準装備している。さらにPS/2ポートを2基搭載しており、付属キーボードやマウスを接続することが可能。その分、ほかの周辺機器のためにUSBポートを空けておけるのは非常にありがたい。
映像入力はVGAとHDMIの2系統が搭載されており、製品にはHDMI-DVI変換アダプタも付属。ディスプレイの接続端子を選ばないのもありがたい。なお、本体はサイドパネルが簡単に開くようになっており、内部アクセスも容易。メンテナンス性が高いのも魅力のひとつだ。
CPUはパフォーマンスの高いCore 2 Duo T9900(3.06GHz)も選択できる。メモリは最大4GB搭載可能(うち、使用可能なメモリ領域は3GB)。サイドパネルを外せば、簡単に内部にアクセスできる。 |
駆動音が静かで消費電力が低いのも大きなメリット
高性能ながら消費電力が低いのも本機の特徴のひとつ。通常時の消費電力は約22.1Wで、一般的なデスクトップの半分程度しかない。そのため熱設計的にも有利でファンの風切り音も小さく、待機時の駆動音はささやき声よりも小さな約22dBを実現している。実際、机の上やディスプレイの背面に設置した場合でも騒音が気になることはあまりない。
なお、オプションの専用ディスプレイは、19型ワイド「LD19W61FS」、19型「LD1957FS」、17型「LD1754FS」の3種類が用意されている。いずれも一体型キットを使って本機を背面に装着可能。できるだけ机周りをすっきりさせたいユーザーは、本機とあわせての購入を検討してみてはいかがだろうか。
標準スペック
型番 | Endeavor ST125E |
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LAN | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T |
インタフェース | USB2.0×6(前面×2、背面×4)、シリアル×1、キーボード×1、マウス×1、VGA:ミニD-SUB 15ピン×1、HDMI 19ピン×1、ヘッドフォン出力(ステレオ)×1、ライン入力×1、マイク入力×1、ライン出力×1 |
サイズ | 75(W)×185(D)×195(H)mm |
重量 | 約2.2kg(基本構成時) |
カスタマイズスペック(構成例)
OS | Microsoft Windows Vista Home Basic SP1 正規版 |
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CPU | Celeron T3000(1.8GHz) |
メモリ | 1.0GB(1.0GB×1) PC2-6400(DDR2-800MHz) |
HDD | 2.5インチSATA 5400rpm 160GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
価格 | 59,850円(税込) |
価格については、2009/10/9現在の金額です。最新の価格についてはエプソンダイレクトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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