大型LED行先表示器が特徴だが、ISO400で撮ったのできれいに写らなかった

久大本線久留米行の普通列車に使用されるキハ220形200番台。キハ200系の一員だが、落ち着いたデザインの従来車両とは対照的に、イベント用かと思うほど奇抜なデザインに。同車両を手がけた日本車輌によれば、「ローカル線とはいえ『湯布院』『阿蘇』という観光地を走行しますので、イベント性を具備した車両となっています」とのことだが……。

車両情報

JR九州 キハ220形200番台

基本情報

キハ220形はキハ200系の両運転台構造の車両。200番台は久大本線・豊肥本線のキハ28・58系の置換えを目的に、2006年から投入された。従来のキハ200系のデザインやカラーは踏襲しつつ、車体前面に大型LED行先表示器を採用し、車体側面の行先表示器も拡大されたため、前面形状や側面の窓の配置などに従来車両との差異が見られる。

車内の座席は片側が転換クロスシート、反対側がロングシートの配置となり、ワンマン仕様のため半室運転台構造で、整理券発行機、運賃表示器、運賃箱なども設置された。同車両は現在、久大本線や大分エリアの豊肥本線のほか、一部車両は長崎エリアの路線でも活躍しているという。