DD51形牽引の急行「はまなす」。間もなく終点の札幌駅に到着する

急行「はまなす」はJR発足以降に誕生した列車。しかし14系・24系客車をDD51形が牽引する姿に、つい国鉄時代の客車列車の姿を重ね合わせてしまう。「はまなす」はJRグループ唯一の定期夜行急行列車として活躍中だが、青函トンネルを経由する北海道新幹線新青森~新函館(仮称)間の建設も進んでいるだけに、今後が気になる列車でもある。

列車情報

急行「はまなす」

基本情報

1988(昭和63)年の青函トンネル開業とともに登場し、青森~札幌間を結ぶ。現在、JRグループ唯一の定期夜行急行列車として活躍中。14系・24系客車を使用し、座席車を中心に、寝台車2両(ともにB寝台)を連結した7両編成が基本だが、繁忙期には増結され、最大12両編成で運行されることも。指定席はリクライニングシートの「ドリームカー」や、ゆっくり横になれる「カーペットカー」など。自由席も用意されている。