E217系15両編成の快速「エアポート成田」が田園地帯を駆け抜ける

横須賀線・総武快速線の主力車両となっているE217系。一部列車は快速「エアポート成田」として、総武本線・成田線経由で成田空港駅まで運行されている。田園地帯の中で15両編成の電車に遭遇すると、その圧倒的な存在感に改めて驚かされる。

車両情報

JR東日本 E217系

基本情報

横須賀線・総武快速線で活躍していた113系の後継車として開発された車両で、1994年にデビュー。軽量ステンレス構造で、通勤通学時の混雑緩和を重視した設計となり、近郊形電車として初めて片側4ドアを採用している。

横須賀線・総武快速線で使用されるE217系は、「スカ色」の帯が特徴で、基本編成11両(うち2両は2階建てグリーン車)、付属編成4両を連結して運用されることが多い。2006年からは東海道線用の車両も登場。帯の色が「湘南色」(オレンジとグリーン)に変更されたほか、東海道線の他の車両に合わせて基本編成10両、付属編成5両に組み替えられたという。