松屋フーズは創業51周年を記念したキャンペーンを13日より開始した。プレミアム牛めしもしくはカルビ焼肉定食が値引き販売されるが、地域によってキャンペーンが変わる。なぜか。

主に関東地方594店舗でプレミアム牛めしを50円引きで販売。それ以外の353店舗ではカルビ焼肉定食を値引き販売する

今回のキャンペーンでは、関東地方を中心とした594店舗の松屋でプレミアム牛めしを50円引きで、主に関東地方を除く353店舗の松屋でカルビ焼肉定食を130円引きで販売している。期間中、プレミアム牛めし並みは330円、カルビ焼肉定食は500円となる。期間はいずれも6月20日の15時まで。

地域によってキャンペーンが異なるのは、生産物流拠点上の問題だ。プレミアム牛めしに使用する肉は、摂氏ゼロ度前後の凍結しない温度でチルド管理したもの。チルド管理により肉の柔らかさや旨みが増すとされている。同社では埼玉県の比企郡川島町に生産物流センターがあり、そこを基点としてチルド管理した肉を配送している。

プレミアム牛めしの販売がスタートしたのは、2014年の7月。発売後3年弱の月日が経ったが、当初から主に関東での販売にとどまっている。このためキャンペーンの内容自体も異なるものになっている。

ちなみに、創業祭と銘打つのは50周年を迎えた昨年に続き、今年が2回目。以外にも、昨年までは創業月にキャンペーンは打ち出していなかったという。まだ定着しきれていない創業祭。来年は3回目がやってくるだろうか。