雑貨デザイナーの宇田川一美です。すっかり秋の気配になりました。寝る前の数分や、ほっと一息ついた時に何気なく手に取る文庫本。テーブルの上に置くミニ書棚で読みかけの本を目につくところに立ておけば「読みっぱなし」のクセもなくなり完読できるのではないか、と思ったのです。

そんな、暮らしの「ちょっと変えたいところ」を改善するアイテム、作ってみました。テープを貼るだけで完成する、簡単DIYです。

文庫本や新書にちょうどいいサイズです

さあ、作ってみましょう

今回の材料は、100円ショップのキッチン用品売り場で見つけた「ディッシュスタンド」。お皿を立てる用途のアイテムです。布テープは、手芸コーナーで手に入れました。

材料は左からディッシュスタンド、布テープ

布テープを、ディッシュスタンドの土台になる面から貼っていきます。テープはこまめに切って、ペタペタ貼ってください。

土台の上の面にテープを貼っていきます

アクセサリーをかけ、ディスプレイ

上の面にテープを貼り終えたら、今度は側面に貼っていきましょう。木目の面を隠すように、どんどん貼っていきます。

土台になる上の面に貼り終えました

土台の側面に貼りおえたところ

側面にも貼り終えたら、今度は棒の部分に貼っていきます。テープの幅で1段づつ、丁寧に貼ります。見えてる部分を大体貼り終えたら、完成です。

巻くように貼ります

全部貼り終えたら、できあがり!

これで「読みっぱなし」ナシ!

完成したらたて置きにして、棒の間に本をセットしてみましょう。

本を差し込んでみましょう

棒と棒の間に、1冊置けます。こうして本を立てることで、本も手に取りやすくなりますね。このくらいの読書量から、のんびりと。今年の「読書の秋」も充実しそうです。

このくらいの冊数だと、同時進行でも無理せず完読できる!

今までの100均DIYはこちら

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著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)

雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様な事に関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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