電気代カット! エアコンに頼り過ぎない夏の過ごし方

ちょっとした心掛けで電気代は下げられる

以前に冬の電気代節約のお話を書かせていただきましたが、エアコンをなるべく使わずに節電に取り組んだところ、1月よりも寒い2月の電気代が1万2,479円になりました。少しの心掛けだけで7,553円も電気代が下がったということに驚きです。

もうすぐ再びエアコンを使う季節になります。冬のような失敗をしないためにも、今から夏の電気代節約対策を考えてみました。

まずは基本！エアコンを掃除する

暖房の季節が終わった後そのままにしてしまっていたので、エアコンには思った以上にホコリがたまっていました。中のフィルターが汚れていては、通常よりも吸い込む力が必要になり、電気代が割高になってしまいます。エアコンを使う前の今からフィルターをきれいに掃除しておきましょう。

フィルターは取り外してから中性洗剤を使って水洗いをしています。本体には専用の洗浄スプレーも使いました。エアコンの中が汚いままだと部屋中に汚い空気を充満させてしまうことになるので、定期的に掃除したいですね。

冷却グッズを使ってみる

熱中症対策グッズとしても近年よく売られているのを見かける「水にぬらして使うタオル」。水だけでそんなに涼しくなるものかな? と疑っていましたが、首が冷えていると思った以上に全身が涼しく感じます。

以前には首に巻く保冷剤(凍らせて使うタイプ)を使っていたのですが、冷凍庫から出した直後は冷たくなりすぎる、溶けてしまったら生ぬるくなること、再利用のため凍らせるのに時間がかかるといったデメリットがありました。

でも水でぬらすだけなら、ぬるいと感じたらすぐに水で洗えばいいし、出先でも手軽に使えそう。ということで、今年はこちらを買ってみました。家の中だけでなく、夏のお出かけのときにも使いたいです。

ハッカ油スプレーを使う

ドラッグストアで手軽に手に入るハッカ油を使ったスプレーをすると、ひんやり感じます。お風呂上がりにスプレーすると、とても気持ちがいいですよ。

【ハッカ油スプレー】
●用意するもの
・ハッカ油…20滴
・無水エタノール…10ml
・精製水…90ml
・スプレーボトルなどの容器

●作り方
容器にハッカ油と無水エタノールを入れ混ぜます。ハッカ油と無水エタノールが混ざってから精製水を入れて更に混ぜて完成です。皮膚が弱い方や、ヒリヒリしすぎると感じる方はハッカ油の量を調節してください。

ハッカ油には虫除けの効果もあります。私は蚊にかまれやすい体質。夏場は蚊が入っていくるのが嫌で窓を開けたくないため、少しでも暑いと思うとすぐ冷房を付けてしまいます。窓を開けて風通しを良くし、できるだけエアコンを使わず電気代を節約するためには、虫にかまれにくくなるハッカ油スプレーが手放せません。

またハッカ油の虫除けは蚊だけでなく、家のゴキブリも防げます。私は掃除の仕上げとして水回りやエアコンにシュッとかけています。

なおハッカ油はプラスチックを溶かしてしまうこともあります。使う容器は香水の小分けに使えるアトマイザーやスプレー容器など、プラスチック製でないものを選びましょう。また、ハッカ油スプレーをふきかけるときも、プラスチック製品は避けるようにしてください。

一番大事なのは心掛け

家に帰ってくるとエアコンを入れるのは、「暑いから」ではなく「習慣になってしまっているから」ではないかなと思うときがあります。エアコンのついた室内から外にでたら「あれ? 涼しいかも?」と思うこともしばしば…。

電気代節約のためもありますが、エアコンを当たりすぎるのは健康にもよくありません。今年はいつもよりも「エアコンを使わなくても大丈夫な日」を1日でも多くしたいですね。

おはぎ
断捨離を通して物と丁寧につきあい、ミニマリストを目指すアラサーのパンダ。マイナビニュース連載「パンダのミニマルライフ」
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