この連載では、Google検索やGooleの各種サービスを便利に使う小技を紹介していきます。
【バックナンバー】Googleお役立ちテクニック

Googleで検索効率をあげるには、複数のキーワードと各種の記号を使う方法があります。"いろはのい"ともいえるテクニックですが、それだけに効果は絶大です。

目的のページがなかなか見つけられないときにまず試したいのが、キーワードの複数入力です。キーワードとキーワードはスペースで区切ります。キーワードをスペースで区切ると、入力したキーワードすべてを含むページを見つけます。

たとえば「マイナビ」→「半角または全角スペース」→「PC」と入力すれば、マイナビニュースのパソコンチャンネルが1番目の検索結果として表示されます。検索ボックスの中身は「マイナビ PC」です。一語だけ「マイナビ」と入力したときとの違いは一目瞭然です。このようにGoogleで検索するときは、複数のキーワードを入れたほうがヒット率があがります。

「マイナビ PC」の検索結果

「マイナビ」の検索結果

ところで、Googleではキーワードのあとにスペースキーを入力すると、検索されることの多いキーワードの候補がサジェストされます。目的のキーワードが表示された場合は、候補をクリック(タップ)すると、すぐに検索が実行されます。また「I'm Feeling Lucky」をクリックすると、候補の一番上に表示されたページが表示されます。

よく検索される組み合わせを示すサジェスト機能

検索結果から特定のキーワードを含むページを外す

キーワードを複数入力しても目的のページが見つからないときは、マイナス検索を試してみましょう。マイナス検索とは、入力したキーワードが含まれないページを探すための機能です。「アプリ -iPhone」というように、複数のキーワードを組み合わせて使います。

上記の意味は、『「アプリ」を含むが、「iPhone」は含まないページを検索する』です。除外したいキーワードの前に、半角のマイナス「-」を追加しておきます。

「-」記号によるしぼりこみは、かなりおすすめ

フレーズで検索する

二重引用符「"」でキーワードを囲んで入力すると、語順を含めて検索対象と完全に一致する結果のみを表示します。「"Don't be evil"」のように入力すれば、ひとまとまりの語句を含むページが見つかります。英語だけでなく、日本語でも使えます。

言い回しや表現を特定して検索

忘れてしまった文言を探す

キーワードの一部をうっかり忘れてしまったときには、アスタリスク「*」をワイルドカードとして使います。単語全部を入力しなくても「*ナビ」と入力すれば、「ナビ」を含む単語(Webページ)が検索されます。

あやふやなキーワードで検索するときは「*」が便利

SNSの投稿を検索する

検索したいページがTwitterやInstagramなどのSNSなら、「@」や「#」を付けて検索してみましょう。ソーシャルタグやハッシュタグの付いた投稿を探すことができます。基本的に、英数字を使って検索したほうが、ヒットしやすいようです。

「@」や「#」を使うと、複数のSNSを対象としてタグ付きのページを検索できます

このように、簡単な記号を追加するだけで、さまざまな検索が可能です。1つ2つだけでも覚えておくと、検索がはかどるようになるはずです。