NTTドコモは25日、スマートフォンアプリとBluetooth Low Energy対応のデバイスを連携させるためのプラットフォーム「Linking」を開発したと発表した。提供時期は2016年1月で、利用料は無料。対応機種はAndroid 4.4以降、iOS 9.0以降を搭載したスマートフォン・タブレット。

「Linking」概要

「Linking」は、複数アプリやデバイスの情報を一元的に管理し、連携させるプラットフォーム。ユーザーは、「Linking」対応アプリと対応デバイスを自由に組み合わせて使うことが可能になる。

例えば、カバンに付けた対応デバイスとスマートフォンが離れた場合に、デバイスからスマートフォンへ忘れ物情報の通知を送ったり、対応アプリが雨天情報を受信した際に、傘の近くにあるデバイスが光や音で通知し、ユーザーがスマートフォンの画面を見ることなく天気情報に気がつくような使い方が想定されている。

ドコモでは、対応アプリやデバイスを開発するためのAPIを25日開始の「Linking」ポータルサイトで公開するほか、通知サービス「iコンシェル」や「iチャネル」に対応したアプリを来年1月にリリースする。

(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)