コーレルは、全世界で累計出荷4億本超の実績を誇るメディア総合ソフト「Roxio Creator」シリーズの最新版、「Roxio Creator NXT 4」および「Roxio Creator NXT Pro 4」のパッケージ版を2015年12月3日に、ダウンロード版を2015年11月20日にリリースする。

Roxio Creator NXT 4シリーズのパッケージ版は、通常版が7,800円、Pro版が12,900円。ダウンロード版の価格は、通常版が6,000円、Pro版が10,000円(いずれも税別)となっている。

「Roxio Creator NXT 4」(左)と「Roxio Creator NXT Pro 4」(右)

Roxio Creatorシリーズは、BD/DVDコピーや動画変換、CD/DVD/BDなど光学ディスクへの高度なライティング、ビデオ/写真/音楽編集などが行えるメディア総合ソフト。メーカー製PCにもよくバンドルされ、ご存知の方も多いだろう。筆者自身も本シリーズを愛用しているが、安定のライティング性能と、時代のニーズに対応して投入される多彩な機能がお気に入りの製品である。

「Roxio Creator NXT 4」のメイン画面。よく利用される機能が「ホーム」に集約されている

カテゴリ分けされたタブから機能を呼び出す。各項目を選ぶと、ポップアップで簡単な機能説明をしてくれる

「Roxio Creator NXT 4」と「Roxio Creator NXT Pro 4」で共通の新機能としては、まずデジタルカメラで撮ったRAWファイルの編集ソフト「Corel AfterShot 2」を搭載。写真ファイルをすばやく変換・調整できる本ソフトは、非破壊(可逆)編集に対応し、元の写真を残したまま編集が行える。キーワードやタグ付け、「★」による写真の評価など、カメラのメタデータで写真の一元管理が可能だ。

「Corel AfterShot 2」の画面ショット

キーワードやタグ、評価設定を写真に付与することで、目的の写真を見つけやすくなる

写真を編集するのであれば「Roxio PhotoSuite」が最適だ。以前から備わっている機能だが、自動補正や明るさ・コントラスト、赤め補正、しわや傷、ごみの除去、文字挿入といったことが手軽に行える。また、3ステップでスライドショーを作れる「Roxio スライドショー アシスタント」も用意。豊富なトランジションと、BGMを自動作成する「ScoreFitter」によって、ワンランク上の作品に仕上げられる。

「Roxio PhotoSuite」では、ワンクリックで写真を分析し、自動補正してくれる機能を搭載