まだ半日も触っていないので、発見できていない魅力もたくさんあると思われるが、スペシャルイベントで何度も出てきた「TVの未来はアプリ」の理由はよく分かった。個人的には、そのスペシャルイベントでも紹介された通信販売サービスが利用できるようになると嬉しいかなというところである。米国ではGiltが参加しているようだが、ハイブランドの服やアクセサリーがApple TVで変えたらなあと思う。

個人的な話をすると、筆者は地上波の番組をほとんど見ないので、もうテレビの未来はApple TVに決めてもらっていいなという心積もりでいる。毎日決まった時間に家族が揃ってテレビを観るというスタイルは完全に終わっているが、新しいスタイルで家族や友人が揃うというのは簡単に想像できる。新しいApple TVはそんな一コマを提供するプロダクトなのだ。ゲーム機としてトップに立つポテンシャルについて言及したが、テレビの復権を後押しするという役割を担っていると言っても過言ではないのが新しいApple TVなのである

Apple Store, Omotesandoの1階ではApple TVがディスプレイされており、実際に試してみることができる

地下一階ではApple TV本体のほか、各種アクセサリも取り揃えている