洗顔は面倒だけど美肌はキープしたい

洗顔用の泡を作るためだけに存在する「泡立てネット」。ドラッグストアに行くと、さまざまな種類のネットがあり、洗顔料の泡立てに多くの人が苦労していることがうかがえる

筆者は洗顔がキライだ。特に、最近主流となっている洗顔方法「泡洗顔」。泡洗顔とは、手でこすらずに洗顔料の泡によって顔を洗うという方法なのだが、これを実行するためには、弾力のあるしっかりした泡が必要となる。そして、この泡を作るのが意外に大変なのだ。市販の「泡立てネット」を使用すれば、比較的簡単に理想に近い泡を作れるものの、使用後のネットを干す場所に困ってしまう。キチンと干さないと、カビや雑菌が繁殖することにもなりかねず、旅行時など持ち歩く時は「このネット、本当にキレイなのか?」と考え込むことも……。

とはいえ、洗顔は美肌をキープするための基本。落としきれなかった化粧が肌に残ると、肌の酸化や乾燥を促進してしまうらしい。化粧を落とさずに寝ると、たった1日でもそれだけで肌が1カ月分老けるといわれているくらいだ。そうなると気になるのが、夏の「日焼け止めオフ問題」。外出時に日焼け止めを塗る人は多いと思うが、最近は汗や水に強いなど、落ちにくさをウリにした日焼け止めも各社から発売されている。そういった日焼け止めを日常的に使用していると、ふだんの洗顔できちんと落とせているのか不安が残る。

肌に刺激を与えず、日焼け止めもしっかり落としたい。さらにワガママをいえば、面倒なのはイヤ! そんな筆者が目をつけたのがパナソニックの「洗顔美容器 濃密泡エステ EH-SC50」(以下、EH-SC50)だ。一般的な家庭用の洗顔器は回転ブラシで洗顔をするのだが、このEH-SC50は「泡と振動で肌をこすらず洗顔」するらしい。しかも、泡はEH-SC50が自動で作ってくれる。それも、約5秒で。これこそ、まさに筆者が探していた洗顔ツールではないだろうか?

「洗顔美容器 濃密泡エステ EH-SC50」。本体サイズはW5.5×D8×H17.9cm、重量は約208g(どちらも泡洗顔アタッチメント装着時)

使用しないときは専用スタンドに立てかけておける。スタンド後部には、アタッチメントの置き場所も確保

左から「泡洗顔アタッチメント」「ブラシアタッチメント」そして保護キャップにもなる「計量キャップ」。合計3つのアタッチメントが付属する

充電は本体左脇にある充電ソケットから。電源プラグを差し込むのは少々面倒だが、約2時間でフル充電でき、約1週間使用できる

次ページでは、実際にEH-SC50を用いて泡洗顔をしている様子をお伝えしよう。