4月25日、26日に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議。TASCAMの「誰でも超作曲大作戦!!」ブースでは、「歌ってみた」や「ニコニコ生放送」、作曲が手軽に行えるオーディオインタフェース「US-366」を体験することができた。

TASCAMの「誰でも超作曲大作戦!!」ブース

ブースでは作曲や「歌ってみた」制作体験ができた

US-366は、楽曲制作に最適な「マルチミックスモード」と生放送に最適な「ステレオミックスモード」の両方に対応したオーディオインタフェース(発売中)。音楽制作ソフト「SONAR X3 LE」が付属しており、本製品を使うことで、ノイズや音の遅延が少ないクリアな音での録音、再生、配信が可能になるという。

US-366

ギターを使っての作曲体験も

「誰でも超作曲大作戦!!」ブースでは、実際にUS-366を体験することができ、大勢のニコニコユーザーが訪れていた。現場にはマイクやヘッドホン、ギターなども用意されており、ユーザーはUS-366を使って、「歌ってみた」や作曲に挑戦。真剣な表情で操作に取り組んでいた。担当者によると、「熟練者にも使っていただける奥の深い製品ですが、初心者の方が最初の一歩として使うのに最適です」とのことだ。

「ニコ生」「歌ってみた」の"難しさ"を機材の力でクリア

ニコニコ動画では、「歌ってみた」動画やニコニコ生放送での配信などが人気だが、凝ったことをやろうとするとそれなりの知識や機材が必要になる。たとえば初心者が最初につまずくのは、PCで流している音楽と自分の声を一緒に配信したり、録音したりすること。これができないと、BGMを流しながらの「ニコニコ生放送」や、ゲーム実況プレイ動画を制作することができない。インターネットにはやり方を解説したサイトがいくつもあるが、逆にいうと、ある程度の勉強が必要ということでもある。TASCAM担当者によると、US-366を使うことで、そうした難点を解決することができ、簡単に「歌ってみた」やニコ生デビューすることができるという。

たとえば「歌ってみた」であれば、カラオケ配信サイトからお気に入りのBGMを用意してDAWソフトに取り込み、US-366にマイクとヘッドホンを接続すればOK。あとはボーカルを録音するだけで、クリアな音での録音が可能だ。「ニコニコ生放送」も同様に、US-366にマイクとヘッドホンを接続し、生放送配信用のソフトを立ち上げるだけ。マイクを2本接続することで、2人でのトーク番組も簡単に制作可能だとしている。

設置されていたスピーカーは2ウェイモニタースピーカーのVL-S5

メディアミックス展開でも話題の人気ゲーム「幕末ROCK」とのコラボギターも

「誰でも超作曲大作戦!!」ブースでUS-366を体験したユーザーの反響は上々とのこと。「本格的に始めたい人だけでなく、ちょっと『歌ってみた』を録って投稿してみようというくらいの人にもおすすめです」(担当者)ということだ。