昨今、企業の職場環境が大きく進化して、社員のモチベーションや生産性を高めるクリエイティブなオフィスに注目が集まっています。日本を代表する広告会社である博報堂では、社員食堂が「もはや社食ではない」くらいイケてるんだとか……。

至高のクリエイティブ空間に行ってきた

そんな噂を聞きつけた筆者は、マイナビニュース編集部のお力によって、博報堂の美人社員さん2名に取材させていただけることに! クリエイティブでスマートなイメージが強い同社の社食は、一体どんな空間なのか!?

同社13Fの受付に足を運ぶと、まず驚くのがその開放的すぎる空間!

受付の奥にはミーティングスペースが隣接しており、さらに奥に向かうと広々としたカフェテリア空間「100tables」が広がります。

「100tables」とは何なのか?

その名の通り、テーブルが100台あることから名付けられたこちらの社員食堂は、あの有名レストラン「KIHACHI」が手作り料理を提供しているという驚きのクオリティ。

でもなんで受付が13Fなんだろう? その理由は、13Fがちょうどオフィスの中間階に位置し、エレベーターの乗り継ぎが必要な階だから。このフロアに「100tables」を作ることで、社員同士はもちろん、お客様との自然な交流が生まれやすい場にしたいという想いがあるからだそうです。コミュニケーションを重視したコンセプト、さすが広告会社って感じでステキですね。

早朝ということもあり社員さんはまだあまり来ていませんでしたが、ディスプレイには出来立てのパンやスイーツが所狭しと並んでおりました。

この他、モーニングメニューとして、おにぎりやピザトースト、ヨーグルトからシリアルまで揃っていて正に至れり尽くせり。これは博報堂で働いてたら間違いなく朝活したくなるパターンです。

1つ下の12Fは、社員以外は立ち入りできない「ライブラリースペース」となっており、フロア中央にある階段でつながっています。その魅惑の空間では「博報堂ラーメン」をはじめ女性に人気のパスタメニューも提供されているとのこと。

とまぁ、羨ましすぎるクリエイティブ空間に興奮冷めやらぬ筆者でしたが、その直後、美人社員さんの登場に、開いた口がさらにふさがらない驚きぶりを発揮することになります。

美人社員、伊尾木さんご登場!

……!!! ( ゚д゚) な、なんとこれほどまでとは……!

文字通り目を奪われるような美人の伊尾木さん。新卒で某広告会社に就職後、同社のシンガポール支社設立にあたって3年ほど海外で勤務し、そこでの業務経験等を買われて2013年に博報堂へ中間入社したという経歴の持ち主です。

見るからに気品と知性にあふれ、そのただならぬオーラに圧倒されがちな私……。そ、それでは早速インタビューを始めさせていただきましょう。

――ま、まずは、現在のお仕事について教えていただけますか?

伊尾木さん:はい。現在はストラテジックプラナー(通称ストプラ)という職種で、企業のマーケティング課題を解決するお仕事をしています。前職で海外の職務経験があったので、グローバル業務にアサインされる機会もあります。

――(´-`).。oO(あかん、かわい過ぎてぜんぜん話が頭に入ってこない……) 

伊尾木さんの「100tables」の使い方!

――ストプラということは、12Fにある「ライブラリースペース」はかなり重宝するんじゃないですか??

伊尾木さん:そうですね。ライブラリには最新の雑誌やマーケティング資料がたくさんそろっているので、仕事でよく足を運んでいます。

――12Fでも食事ができるようですが、13Fとはどのように使い分けていますか?

伊尾木さん:13Fは定食系とかランチの種類が豊富なので、ご飯は13Fで買うことが多いんですけど、12Fはリラックスできる雰囲気があるので、13Fで買ったご飯を12Fに持って行って食べたりしてますね。息抜きにコーヒーを飲みながら調べ物をしたり、パソコンを使って仕事をしたりもします。

――細かい話ですけど、Wi-Fiは通っているんですか??

伊尾木さん:一般開放のフリーWi-fiではないんですが、社内PCであれば使えますよ。

――おぉ、じゃあ個人のデスクじゃなくても、こちらのカフェスペースでがっつり仕事ができちゃうわけですね……! ちなみに、この空間が仕事に良い影響を与えてくれたエピソードはありますか??

伊尾木さん:結構あります。デスクで仕事してるとどうしてもPCの画面が気になっちゃうんですけど、企画アイデアに煮詰まった時とかにノートとペンだけ持ってここに来ると、一人で集中して考えられるのでインスピレーションがわきやすいんです。チームで打ち合わせするときも、コーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気でできるので話が弾みやすいですね。

――なるほど。確かに外の景色も圧巻ですし、クリエイティブな思考になりやすい空間ですよね。ちなみにお酒のメニューもあるようですが、お酒を飲みながらお話したりすることもありますか

伊尾木さん:たまにありますね。夜に打ち合わせが終わった後、せっかくだから一杯飲む? みたいな感じで。そこでの雑談が次の仕事に結びつく、なんてこともありますよ。

――私のような酒乱者からすると、会社でお酒が飲めるなら仕事終わりにガンガン通っちゃいそうな気がするんですが、そういう節操のない使い方をする方は……

伊尾木さん:いませんね(笑)。社食は21時で閉まっちゃいますし、飲みたいときは外に行くことが多いです。研修後の懇親会とかだと、フロアの半分を貸し切って80人くらいで飲んだりすることもありますが。

――おぉ、研修ってそんな大人数でやられるんですね! そうした懇親会以外で「100tables」のおかげで生まれた社員同士の交流などはありますか?

伊尾木さん:ありますよ。私は中間入社なのでまだ社内に知り合いが少ないんですけど、メンターや先輩と一緒にご飯を食べていると、通りがかった他の社員さんを紹介してくれるんです。それで知り合った同僚と仲良くなって一緒に女子会を開いたり……(笑)

――なんというきらびやかな女子会!(完全に行きたい)