熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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1月19日(祝)

■「サザン・桑田佳祐がまさかのマジ謝罪! 小倉も複雑」【とくダネ】

年越しライブでの演出で抗議を受けていたサザンオールスターズの桑田佳祐がラジオ番組で謝罪した。

騒動の発端は、昨年11月に受章した紫綬褒章をポケットから取り出し、雑に扱ったこと。桑田は「最初の3日間は木箱に入れて手袋をはめて扱っていたけど、大みそかは舞い上がってポケットに入れてしまった」「(褒章をオークションに出品するような発言は)ジョークのつもりだった。下品な冗談を言うべきではなかった」と釈明した。

ただ、紅白歌合戦の出演中につけていたチョビひげを「政権批判」「ヒトラーを想わせる」と言われたことは完全否定。「私の世代でつけひげはコントの定番。ヒトラーと結びつける人がいることに驚いている」とコメントした。

最後に「これまでも事実と違うことを語られたことはあるが、誤解や曲解は避けて通れない。それが大衆芸能」と語ったのが、わずかな意地か。15日にも謝罪文書を出していただけに、「もうこの騒動はごめんだ」という思いが見え隠れしていた。

アーティストへのリスペクトが強い小倉智昭は、「確かにやりすぎかもしれませんが、これまで桑田さんのステージを見てきた人なら分かるはず。今まで通りやって欲しい」と複雑な表情。確かに、「大物が一般人以上に謝らなければいけない」窮屈な状況になっている。

■「水樹奈々が"天の声"志願! 4月から月~木レギュラーか」【スッキリ】

水樹奈々

『さいたまスーパーアリーナ』での初アコースティックライブを連日成功させるなど、絶好調の水樹が番組のインタビューに答えた。水樹は『スッキリ』で叶えたい夢があるという。「(『エンタメまるごとクイズッス』の)天の声をぜひやらせていただきたいなって。やっぱり声優なので。声には自信があります。一回だけでいいので譲ってもらえませんか?」と本気で頭を下げた。

この申し出に加藤浩次は、「こちらこそですよ。月~木で」と即答。勝谷誠彦は「4月から」と勝手に話を進める。一方、現・天の声(山里亮太)は、「オレの『お~はようございます』を待っている人はいるはずだ!」と猛反論。レギュラー交替はないにしても、平井堅が出演したときのようなコラボはありそうだ。

1月20日(火)

■「高橋ジョージが三船美佳へのモラハラを否定。修復は絶望的」【ノンストップ】

高橋ジョージ

高橋と三船の離婚問題が新たな波紋を呼んでいる。三船が高橋から受けていたとされる「モラルハラスメント」が問題となっているのだ。報道によると、高橋は仕事を終えて帰宅した三船に「おまえは人間としての価値もない」「生きていく資格もない」「お前が生きているのは、オレのおかげ」などと人格を否定する言葉を浴びせたことになっている。しかも未明まで連夜続き、三船は寝不足のまま仕事に出かけ、心身ともにボロボロになったという。

これを受けた高橋は、「スポーツ新聞に『モラルハラスメント』って書いてあったけど、流石にそれはないな」とコメント。しかしモラハラは、行った側と行われた側に受け止め方の差があるもので、これが裁判の争点になるだろう。三船は高橋のことを「怖い」「会いたくない」と言っているとの声もあり、どんなに謝っても修復は難しいのかもしれない。

■「深津絵里、42歳の誕生日に汗だくデート。すでに交際8年半!」【ミヤネ】

深津絵里

以前、「結婚したいアラフォー女性芸能人」1位に選ばれるなど、依然として男性人気の高い深津。今回報道されたのは、「"激太り"恋人連れ出して汗だく減量デート」という不思議なものだった。

報道によると、今月11日に、黒のジャケット、黒のスパッツ、スニーカー姿の深津と男性がウォーキングしていたという。この日は深津の誕生日だけに、男性との深い関係が予想される。

この男性は反町隆史や木村拓哉らを手がけた45歳のカリスマスタイリスト。実は2006年7月にも「相合傘デート」を撮られた男性なのだ。……つまり「交際8年半」ということか。深津は「当時と比べて激太りした彼に付き添う形でウォーキングしていた」とされている。深津ほどの女優がもし事実婚を選んでいるとしたら、大きな反響を呼びそうだ。

1月21日(水)

■「沢田知可子と『会いたい』作詞家のドロ沼裁判」【バード】

沢田知可子のヒット曲『会いたい』の作詞家・沢ちひろが、CDの販売会社とプロデューサーを提訴した第1回口頭弁論が行われた。

争点は沢田のアルバムで『会いたい with INSPi』と曲名を変えられ、イントロに新たな歌詞を足されたこと。しかし、沢が怒っているのはそれだけではない。そもそもこの問題には経緯がある。沢は「あの歌は小学生の時に急死した母のことを思って書いたもの。それを(沢田は)自分の体験談のように話している」ことをガマンしていた。しかし、沢田がバラエティー番組で『安定したい』というバカにしたような替え歌を歌ったため沢は激怒。その上、マスコミ直撃を受けた沢田が、「こちらとしてはただ誠意を込めて歌わせていただいているだけ」「どうか心を静めてください」とコメントしたことがより強い怒りを買ってしまった。

さらに問題を決定的にしたのは、沢田が沢に送った謝罪文。沢は「とても作為を感じます。謝罪する気があるのなら、すぐに手紙を書いて送れるはずなのに、裁判の3日前に届いた」という。しかも謝罪文なのに、署名まで全てパソコンで打たれた文字だったらしい。沢は、「私の中で何かが壊れました。怒りを通り越して悲しい。今後、歌唱停止を求めていくよう進めます」と強い姿勢を打ち出している。

次回弁論は3月3日に行われる予定。発売から20年以上が過ぎた段階でまさかの訴訟だが、本人たちの名前が似ているのがややこしい。

■「2人のイクメン。辻仁成は意味深なエール、DJ COOはニンマリ」【ノンストップ】

辻仁成

現在パリで11歳の長男と2人暮らしの辻は、息子をパパ友に預けて帰国。「家を出るとき、息子が足にしがみついて離れない。心配なので、あまり長く離ればなれは続けられないですね」と笑う。すっかり冗舌なキャラになった辻は、「息子は親子というよりもパートナー」「(再婚は)ないですね。息子が『絶対ダメだ』と言ってるんで」「パリのママ友は近づきにくくて、ジトッと見られるのが怖い」などと何でも話す。さらに、中山美穂の質問が出ると、「みなさん幸せになって欲しい」と苦笑いで締めくくった。

15歳の娘がいるDJ KOOも負けないイクメン。「どんなに忙しくても授業参観に行っていた」「娘が小学校に入学する4年前から運動会を下見していた」などというからスゴイ。さらに、「バラエティーとか出していただいているおかげで、家族3人で話す機会が増えました」「運動会へ言ったら中2の子から『キャー』ってさわがれて、ほくそ笑んでいます」とニンマリ。いかにも裏表がなく、憎めない人だ。

2人の共通点は、ロン毛のイクメンパパ。昨年下半期で一気にイメージアップしたのも同じだが、今となっては「もともといい人だった」としか思えない。

1月22日(木)

■「板野友美がEXILE・TAKAHIROとの熱愛を完全否定!」【PON!】

熱愛報道を否定した板野友美(左)とTAKAHIRO

イベント出演した板野がTAKAHIROとの熱愛を改めて否定した。記者からブログで否定したことについて聞かれると、「そうですね」とうなずく板野。さらに「デートをしたことは?」と聞かれると、「そういうのはないです」とキッパリ。TAKAHIROの実家がある長崎へ何度も旅行していると報道されていたが、はっきり否定した。

ただ、向井理と国仲涼子の「否定のちサプライズ結婚」があってから、どうも言葉通りには受け取れなくなっている。いずれにしてもすぐに結婚はないだろうが、ファンですら信じ切れていないようだ。

■「坂上忍の"芸能人ブラックリスト"は超大物女優!」【ノンストップ】

昨年、バラエティ番組で土地を買い、今年は家を建てるなど、まだまだ勢いが止まりそうにない坂上。ギャンブラーとしても知られているが、「年明けのボートで勝ちましたよ、どかんと。年男ですからね。ちゃんと儲かった分は使います!」と景気よく宣言した。

番組は坂上が参加したイベント名に引っかけて、「坂上の芸能人ブラックリスト」を尋ね、1万人を掲載した『日本タレント名鑑』を渡す。こんなムチャぶりでも、一切断らないのが坂上の持ち味。坂上は「僕が20代前半のころ、当時は『役者が役者に芝居つけるもんじゃない』という考え方があったのですが、その人(超大物女優)はガッツリ芝居をつけてきました。僕が『監督の指示通りやらせていただきます』と言ったら、『はあ?』って」と笑い飛ばした。記者が「キレイな方ですが……」とフォローを入れても、坂上は「女優さんみんなキレイですよ」と毒舌を止めない。超大物女優の名前は明かさなかったが、出演作品を振り返れば何となく予想がつく。

1月23日(金)

■「橋本環奈が15歳でダイヤをゲット! 深田恭子は結婚の予定なし」【PON!】

橋本環奈

『第26回日本ジュエリーベストドレッサー賞』が開催され、10代部門に『Rev. from DVL』の橋本環奈、20代部門に桐谷美玲、30代部門に深田恭子、40代部門に宮沢りえ、50代部門に片平なぎさ、60代以上部門に伊藤蘭、男性部門に哀川翔、特別賞にMay J.と高橋大輔が選ばれた。

注目を集めたのは、歴代最年少の15歳で受賞した橋本。背中の空いた黒ドレスに、月を思わせる18金とダイヤモンドが光るネックレスをつけて魅了した。一方、記者から「結婚指輪はいつごろもらえそうですか?」と聞かれた深田は、「まったく予定がございません」と即答。亀梨和也との熱愛報道があったばかりだが、やんわり否定したということか。

■「セックスレス特集で加藤浩次が性生活を自爆!」【スッキリ】

加藤浩次

まさかのセックスレス大特集。番組は「1か月以上セックスレスな50歳未満の既婚者は44.6%」というデータを発表し、街頭で「月に何回?」「なぜ?」などの質問を仕かけ、さまざまな声を拾った。

VTR後に話を振られた菊地幸夫弁護士は、「私もありますからね……」と思わずホンネをもらす。加藤浩次は、「日本人の男性って傷つきやすいんですよ。奥さんを誘うんですけど、『眠いからいいよ』とか言われるとすごく傷つくんです。僕だけかもしれないけど」と笑う。これにすぐさま菊地弁護士が「傷つくし、『何だよ!』と意固地になっちゃったりして」と呼応。さらに加藤が「『あさってお願いします』とか言ってくれればいいけど、『気持ち悪い』なんて言われたらもう心の傷が癒えない。『また次も断られるんじゃないか』って怖いんですよ」と熱弁をふるった。

その後、香山リカが男性陣に「女性がセクシーな下着を着るとか必要なんですか?」と聞くと、真っ先に反応したのはやはり加藤。「僕の意見になっちゃうけど、"セクシーな下着に興味ない派"です」と性癖を暴露した。続けざまに中山美香リポーターから「どうやってきっかけ作りをしていますか?」と聞かれると、「ボディタッチですね。肩くらいからはじめればいいじゃないですか?」と言いながらテリー相手に実践しはじめる。加藤はさんざんふざけたあと、「朝からすみません!」と笑顔で謝罪。この特集、『とくダネ』と『バード』でやったら、小倉智昭や羽鳥慎一は何を語るのか……。


テリー伊藤が3月で『スッキリ』からの卒業を発表した。理由については、「65歳になったので、違うことをやってみたい」と語っていたが、真相はどうなのか。番組スタートから9年間、毎朝出演し続けてきたのだから、「そろそろいいかな」「ゆっくりしたい」と思ったとしても不思議ではない。少なくとも帯番組にこれだけ出演していたのなら、お金には困っていないだろう。

一方で気になるのは、一昨年の不倫報道や、昨年の「こいつキモイ」発言でBPO審議を申し立てられたこと。かつて『好きなコメンテーター』ランキング1位に輝いていたこともあったが、最近は上から目線や度重なる失言で、『嫌いな芸能人』ランキングに名前を連ねるようになっていた。芸能界では大御所のテリーだけに、一方的に首を切られることはないと思われ、双方のさまざまな思惑で着地点が見つかったとみるのが自然だろう。

次の興味は「後任は誰になるのか?」。番組のイメージを決めるだけに選択は難しいが、制作費の抑制を考えるとギャラ設定の安い文化人か、それとも後任なしか……さまざまなプランが浮かぶ。ちなみに土田晃之は、「(加藤浩次の元相方)山本圭壱さんがスッキリした顔で出てきたら面白い」なんて言っていたらしい。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。