Far Cry 2(グラフ91~114)

Ubisoft
http://www.ubisoft.co.jp/farcry2/

ついにUbisoft本国では製品ページが無くなってしまった(Steamでは絶賛販売継続中)Far Cry 2。最新版のFar Cry 4は2015年1月にSteamから配信開始される予定で、「いつまでこんなもん使ってるんだ」と言われそうだが、DirectX 9/10に対応しており、"いまとなっては"軽めのゲームの例として取り上げてみた。ベンチマーク手順はこちらで、解像度だけ変更している。

さて、まずはDX10 Ultra(グラフ91~96)。最小フレームレート(グラフ95とグラフ96)が気持ち持ち上がっているが、何しろ絶対フレームレートが低い領域での話だから、あまり向上したとは言いがたいし、平均フレームレート(グラフ91とグラフ92)を見る限り「おおむね同等」としても良さそうな程度だ。

これはDX10 High(グラフ97~102)も同じで、A10-7850Kの1600×900pixelの最大フレームレート(グラフ99)に多少の差がある以外はほとんど同一という結果に終わっている。

ではもっと負荷が軽そうなDX9 Ultra(グラフ103~108)は? というと、ローエンドの最大フレームレート(グラフ105)に若干の違いがあるほかはほとんど差がない。

一番負荷の軽いDX9 Low(グラフ109~114)でも、有意義な差はない。

DX9/DX10での効果は薄いとすべきなのか、それともフレームレートがある程度確保できるようなケースでの効果は薄いとすべきなのか迷うところではあるが、いずれにしてもFar Cry 2でのCatalyst Omegaの効用は確認できなかった。