ネット上に掲載された1枚の写真から"天使すぎるアイドル"として大ブレイクした橋本環奈。所属するダンスボーカルアイドルユニット・Rev.from DVLは、福岡を中心に活動してきたが、今年4月にメジャーデビューを果たし、全国区へとはばたいた。このたび、橋本環奈と、サブリーダー・秋山美穂が、1日に沖縄で行われたアイドル専門チャンネル「Kawaiian TV」の開局記念生放送スペシャルライブの前に個別取材に応じ、ブレイク後の変化や互いの素顔を明かした。

ブレイク後の変化を語ったRev.from DVLの橋本環奈(右)と秋山美穂(左)

――昨年11月に"奇跡の1枚"が話題になってから1年が過ぎましたが、この1年を振り返っていかがですか?

橋本:本当に時間が早かったなと。昨日のことのようで、えっもう1年という感じです。以前とはすごい変わりました。前からRev.として活動してましたが、こうやって豪華な衣装を身につけたり、メイクさんにメイクをしていただいたりとか、なかなかなかったので。また、もともとメンバーは個人個人で仕事をしていたんですけど、私も奇跡の1枚から、『anan』の表紙をやらせていただいたり、CMやドラマだったり、ほかにも、メジャーデビューしてからしか出られない音楽番組に出演させていただいたりとか、初めてのことづくしでした。

秋山:あの1枚の写真がきっかけで、環奈以外の私たちも、Rev.from DVLっていう名前も、全国に知っていただけるようにメディアさんに取り上げていただいたりして、すごくうれしかったです。でもまだまだなので、これから私たちメンバーの認知度ももっともっと上げていって、Rev.自体も全国に知っていただけるように、いろいろチャレンジしていきたいです。

――ブレイクしたからこその悩みというのもありますか?

秋山:短時間で、決められた時間でやらないと、という感じになりました。デビュー前とは、時間の使い方が全然違うので、それはめちゃめちゃ大変だなと。

橋本:本当に! レコーディングだったり、曲の振り落としだったりとか、スケジュールを聞いた時に、こんなに短い時間でやるのかとびっくりして。今までとはそういうところが違います。初めてのMV(ミュージックビデオ)でも、1日2日でこんなにいっぱい撮るのかと思ったんですけど、意外に撮れました(笑)。

――秋山さんから見て、ブレイクして橋本さんが変わったなと思うことはありますか?

秋山:変化は全然ないですね。そのまま普通って感じなんです(笑)。

橋本:うれしいですねー!

――「普通」というと?

橋本:ダメですよ! そんな掘っちゃ!

秋山:こんな感じでよくツッコんでます(笑)。

橋本:人にツッコむのが好きなんです! ちなみに美穂ちゃんは天然なんで、ツッコみどころ満載なんです(笑)。勝手に私のお姉ちゃんにしていて「うちのお姉ちゃんが…」って言ってます。

――「Kawaiian TV」は、"見せすぎアイドルチャンネル"というキャッチコピーが付いていますが、番組で見せたいお互いの意外な一面を教えてください!

橋本:ケッケッケッケッ、言っていいかな? 言いましょう! 昨日も美穂ちゃんと同じ部屋だったんですけど、美穂ちゃんに「おやすみなさい」って言ったら返事がなくて寝たのかなって思ったら、いきなり「うーうーうー」ってうなり出したんです。

秋山:また?(笑)

橋本:そう、またなんです。いっつも寝言を言うんです。前は「了解しました」とか「はい」、「見てます」、「わかりました」とか、単語だったんですけど、昨日はうなっていてめっちゃ怖かったんです。私が音だけでも記録して、番組で紹介しようかな!?

秋山:そんなこと言うんだったら、環奈の寝起きドッキリしに行くよ!

橋本:いやっ! ダメダメダメ!

秋山:環奈って夜強いんですけど、朝は苦手みたいで、起こしても起きないとか、不機嫌だったりとか。

橋本:「もう1回寝ます」とか言ってね! 今日も二度寝しました(笑)。

――ぜひメンバーしか知らない一面を見せてほしいです! さて、2015年の目標も教えてください。

秋山:Rev.としては、アジアツアーとか全国ツアー、紅白出場も掲げているんですが、個人個人の認知度を高めていって、Rev.としても全国で知っていただけるように、どんどんチャレンジして駆け抜けていきたいと思っています。

橋本:Rev.としてはそうなりたいなって、強く強く思っています。そして、今年は話題に取り上げていただいてすごくうれしかったですし、来年からもっともっと全力でというか、まだ15歳ですし、今年も初めてづくしだったんですけど、たぶん来年も初めてのことがたくさん起こると思うんです。そういった時に全力でやり遂げられたらいいなと思います。とにかく、新しいことにチャレンジしたいです。

――"天使すぎる"というキャッチコピーが、こう変わっていくといいなというのはありますか?

橋本:キャッチコピーは人に付けてもらうというか、印象で付けていただいているので、すごくありがたいことだと思っています。でも、自分では本当にそういう風に思っていないので、逆に、"天使すぎる"とか"1000年に1人"に自分が近づけるように頑張りたいです!